2007年5月20日日曜日

モアの製作-1日目

ということで、いきなり製作に突入したわけであります。スピーカの製作はこれを最後にしたい(できるのか?)と思うので恋焦がれていた「モア」を作ることにした。で、今回は秘密兵器を導入してある。以下、1日目のようすである。

     ▲21mmシナ・サブロク合板8枚
ホームセンターで21mmシナ合板を8枚買ってきた。1枚6,980円也。8枚で55,840円、高いよママン・・・。

     ▲断面はこんな感じ
やはりホームセンターの合板は品質がそんなによくないようだ。マキゾウさんでは品質のよいシナ合板をモアのカットで75,000円で販売されている。19,160円の差である。精度もいいし、普通なら断然こちらを選択するのがベターである。しかし、やはり板から部品ひとつずつ切り出して作っていくことにこだわってしまうのです。自分の作品に人の手を借りたくない、ということなのでしょうね。

ということで、いきなりカットに突入である。今回は秘密兵器を導入してあるのだ。ジャカジャン。

     ▲「セーフティボーイ」
これが今回導入したまるのこ用ローラー定規「セーフティボーイ」だ。まるのこ付きで19,950円である。これを買うくらいならマキゾウさんでカットしてもらった方がいい、という声が聞こえてきそうだ。

     ▲最初の位置あわせ
誤差が1mm以内になるように最初に十分時間をかけて位置あわせをしておきます。

     ▲カットしているようす
で精度はというと十分満足のできるものです。初めてでも結構いい精度が出ます。なんと言っても楽チンなのですね、21mm合板でも「ギュイーン」と一発でカット終了。手引きのつらさを考えるとまるで天国です。平衡切りにはもってこいのすばらしい補助具です。これ、お勧め。間違ってもジグソー+ジグで直線を切ろうと思わない方がいいですね。ただし、まるのこなのでカットするときに当然大きな音と粉塵が出ますので、使用環境が限られます。

     ▲一気に直線が切れてしまいます
長い直線でも難なく一気に切れてしまいます。これはすばらしい。ただ、まるのこの歯が1.8mm程度の厚みがあるので手引きの場合よりもこの誤差を考慮する必要があります。左から順番にパーツを切り出していくという手順が必要です。最初に板取図からカットする順番をよく考えておかなくてはいけません。難しいのは切り始めと切り終わりです。切り始めはまだしも切り終わりは、ガイドが不安定になるので慎重にしないと精度にかなり影響が出るようです。

     ▲今日の成果
午後から始めたにもかかわらずカットの90%が終了しました。なんだか、「セーフティボーイ」の宣伝になってしまったような・・・。うーん、工作はいと楽し。おいらの場合はアンプにしてもスピーカにしても作ること自体が趣味なのかもしれないな。

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