2011年1月23日日曜日

F-118トールを改造してみる

ダブルウーファ+ダブルバスレフの魅力にあらがいきれずにちょっと遊んでみた。前にも書いたがダブルバスレフは、超低音がグンと伸びるかわりに、その前のあたりの周波数が落ち込んでしまう特性がある。これがブーミーと呼ばれる原因であろう。しかし、超低域の盛り上がりはすばらしく、低音が大好きな私にとって一度は作ってみたいキャビネットなのである。そこでどれをベースに改造をするかであるが、このダブルバスレフの特性が比較的出ていないF-118「トール」がよいと思われる。

トールから改造の第一弾はこれだ。

     ▲フロントビュー

     ▲中のようす

ダブルバスレフ+ダブルウーファである。ダフルバスレフのダクトの計算は確立された公式はなく長岡先生の経験則があるのみである。ユニット(実効振動面積)を増やすとどう修正すればいいのか皆目わからないのでダクトは元のままとする。

     ▲板取

ツイータが一つでは低域に対して高域が負ける可能性が高い。ということでツイーターを2つにしてみる。

     ▲ツイーターを2つにしてみた

     ▲中のようす

     ▲板取

第1室と第2室の縦の仕切り板が大きくなったのでオリジナルより幅が20mm狭く、奥行き10mm長い。こうしないと板取ができないのだ。ルックス的にはこの方がいい。さて、ネットワークだが、BS-112を参考に、

     ▲ネットワーク
こんな感じでどうだろうか。アッテネータは音の鮮度が劣化しないよう入れていない(長岡先生談)。

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