借金依存、最悪の49% 2012年度政府予算案
http://www.asahi.com/business/update/1224/TKY201112240641.html
24日決まった2012年度の政府予算案は、一般会計の総額90.3兆円のうち借金が占める割合が49%と過去最悪になった。東日本大震災の復興費や年金の国の負担分を一般会計から切り離すことで、見かけ上の予算規模は6年ぶりに減ったが、実質的な歳出総額も過去最大にふくらんだひどい話ですね、歳入予算の半分が赤字国債ですよ。たびたび書いて恐縮だが、自民党の頃は30兆円以内に収めようと努力していたのに、民主党になったとたんそれが44兆円になった。ただでさえ台所は火の車なのに、子ども手当や高校授業料無償化、高速道路無料化、農家への直接補償などのバラ撒きをしたためだ。赤字国債を減らそうという議論すら聞こえない。平気で赤字国債を垂れ流して将来にツケを回す無責任極まりない民主党のやり方は許せません。バラ撒きを垂れ流しながら消費税増税とはなにごとか。ふざけんな。
予算案、実質最大96兆円…消費増税向け正念場
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111224-OYT1T00998.htm?from=main3
安住財務相は24日の記者会見で、「消費税などの引き上げをやり、税収構造を見直すことで高齢化社会への備えを万全にしていく」と一体改革への決意を強調 した。安住氏は会見後、都内で民主党の藤井裕久税制調査会長らと協議した。素案で消費税率の引き上げ時期や幅をどう表現するかなどについて調整したとみら れるはぁ?なんの削減努力もせずに消費税で穴埋めしようとしているようにしか聞こえないのだが。この安住という男の軽さには辟易だ。そんな態度で国民に消費税増税をお願いしても絶対に理解は得られない。
野党、新年度予算案を批判 「マニフェスト総崩れ」
http://www.asahi.com/politics/update/1224/TKY201112240440.html
野党各党は24日、野田内閣の2012年度予算案を「マニフェスト違反」などと一斉に批判した。自民党の茂木敏充政調会長は「マニフェスト総崩れの予算案だ。八ツ場ダムをめぐり迷走を重ね、国債発行額44兆円など数字のつじつま合わせだけで特徴も展望もない」との談話を出した。公明党の石井啓一政調会長は国会内で記者会見し「マニフェスト崩壊予算。八ツ場ダム建設中止の公約すら放棄し、政権担当能力がなかったことを証明した。民主党は国民に謝罪すべきだ」と批判した特徴も展望ないとはそのとおりだなー。44兆円も赤字国債を出すのに夢も希望もないとかどういうことか。いったいどうしてこんなにかかるのだろうか。
みんなの党の渡辺喜美代表は「マニフェストが全滅なのに、復興を除く歳出が自公時代の平均より11兆円増えた。消費税10%にして穴埋めしようとしているのか。国民への大背信だ」とコメントそうなんです。マニフェストを実行したからこうなったというのならまだわかるが、マニフェストがことごとく失敗していてなお44兆円の赤字国債を計上しないと組めない予算とか意味がわかりませんね。それほどバラ撒きがひどいのだ。とにもかくにもバラ撒きをすぐにやめろ、バカ民主党。
「マニフェスト崩壊予算だ」公明・石井政調会長
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111224-OYT1T00741.htm
公明党の石井啓一政調会長は24日の記者会見で、政府が2012年度予算案で将来の消費税増税をあてこんだ年金交付国債(仮称)の発行を決めたことについて、「(12年度)一般会計に計上せず、普通国債の発行枠を表面上、抑えるという粉飾的な手法だ」と厳しく批判した44兆円の赤字国債でも足りずこんなことしてるのか・・・びとすぎるな。
民主党の衆院選政権公約(マニフェスト)を撤回して八ッ場ダム(群馬県長野原町)の建設継続を決めたことについては、「民主党が掲げた『コンクリートから人へ』という理念がいかに空疎だったかを自ら証明した。『マニフェスト崩壊予算』だ」と語ったまさに。マニフェストが崩壊したということはただちに国民に信を問うのが筋。
12年度予算案 奇策で財政危機は克服できぬ(12月25日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20111224-OYT1T00940.htm
基礎年金の国庫負担分2・6兆円について、発行した時点では予算計上せずに済む「年金交付国債」を初めて活用し、一般会計から除外したためだ。交付国債は、必要になったときに現金化できる約束手形だ。いったん年金の積立金を取り崩して支払うが、将来の消費税増税で償還して穴埋めする仕組みは、事実上の「隠れ借金」であるこんなまやかしがまかり通っていいんだろうか?こんなことをして国が成り立っていくはずがないではないか。
象徴的なのは、中国などが軍事費増強を続ける中、防衛費が10年連続で減少したことだ。硬直的予算が、死活的に重要な政策課題に対応できていない証左であるこれ以上民主党に国をまかせることは、国の存亡にかかわる問題だ。デモや暴動が起きないのが不思議なレベル。問題なのは国の借金が増えるだけでバラ撒きのおかげで国民は個人的には潤ってるから文句を言わないんですね。麻薬的ですよね。
社説:12年度予算案 まやかしの「目標達成」
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20111225k0000m070100000c.html
交付国債はもともと、いくらになるのかあらかじめわからない支出に活用する特殊な国債だ。戦没者の遺族への弔慰金・補償金や金融危機時の銀行に対する公的資金の給付用に使われた経緯がある。最近では原発事故の損害賠償費用に交付された。ところが今回は、毎年度いくら必要になるのかわかっている経費で性格が全く違う。将来の消費増税を財源に充てるというが、「見込みの収入」の先食いは不健全過ぎる不健全というか大きな罪だ。
生ぬるさの象徴が20日に閣議決定した11年度の第4次補正予算案だ。国債の利払い費が想定より少なく済んだ一方で税収が上ぶれしたことから2・5兆円超の余剰が出た。もしこれを基礎年金の国庫負担用に回したら、来年度については交付国債という奇策を回避できただろう。ところが、“臨時収入”はたちまち4次補正でエコカー補助金などに消えるこの自堕落さはどうだ。エコカー補助金は麻生内閣が出した景気対策のためのバラ撒き政策だ。民主党はバラ撒き政策で人気取りという路線以外の政策を思いつけない愚かな党ですね。
消費増税:時期や幅の提示を見送り 26日の民主税調では
http://mainichi.jp/select/biz/news/20111225k0000m010107000c.html
安住淳財務相(政府税制調査会長)と民主党税制調査会の藤井裕久会長が24日、東京都内で会談し、消費増税を含む税と社会保障の一体改革素案を年内をめどに策定する方針を確認した。藤村修官房長官も同席した「麻薬」なしでは来年度の予算が組めないという危機的状況にもかかわらず、肝心要のことは先送りとは・・・。なんと情けない人たちだ。
「政府は身を削る努力が不足」作家・東京都副知事の猪瀬直樹氏
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111224/biz11122422330007-n1.htm
小泉純一郎政権では財政規律の強化を進め、国債の新規国債発行額は安倍晋三政権下の19年度予算で過去最大の減額を実施し、25兆円まで落とした。だが麻生太郎政権下の21年度予算では33兆円まで増加。政権交代後は民主党マニフェストに基づく「ばらまき」政策のため、22年度から44兆円もの高水準となっているそのとおりなんです。そもそもそこが大問題。
加えて政府にも身を削る努力が必要だ。消費税など「まず増税ありき」では国民は納得しない。国家公務員の給与削減法案の提出を先延ばしするのは「労働組合が支持基盤にあるから」とみられてもやむを得ない。給与削減に加えて人員削減が必要なのは、公務員も国会議員も同じだそれをやらずに消費税増税とか国民が納得するはずがない。
▲正論を述べる猪瀬氏
民主エネルギーPT「菅顧問」立ち消え 大畠座長が難色
http://www.asahi.com/eco/news/TKY201112220816.html
菅直人前首相の民主党エネルギープロジェクトチーム(PT)の顧問就任が立ち消えになった。PTは原発再稼働推進派が多数を占めており、脱原発派が菅氏の顧問実現に動いたが、座長の大畠章宏元経済産業相が難色を示したこれは正しい。スッカラ菅の思いつきの脱原発によって日本の原発はすべて止まる見通しだ。日本の産業はいわれのない操業の危機に立たされるのだ。こんな電源の脆弱な国で生産活動などできるわけがないということで、産業が空洞化するのは必至。スッカラ菅は日本をつぶした張本人として歴史に名を刻むだろう。そんな人を顧問にするなどとは笑止、いや狂気だ。
菅氏は22日、自らの希望でPT総会で講演。「日本が再生可能エネルギーでやれると思うかどうかが重要だ。ドイツやスペインはやれると思っている」と、脱原発を改めて強調したドイツやスペインではやれると思ったができなかったのだ。自然エネルギー発電の発電能力の低さと不安定性が露見したためだ。そんなことすらわからず、思いつきで国のエネルギー政策を左右するこのバカ男の罪は極めて大きい。国家騒乱罪が相当だ。
▲国家騒乱罪が相当な男がのうのうとお遍路をしている
ロシアで抗議集会再び モスクワの参加者、前回超える
http://www.asahi.com/international/update/1224/TKY201112240472.html
ロシア下院選での不正疑惑を発端に、政権への不満を表明する2度目の大規模な集会が24日、モスクワ中心部で開かれた。「プーチン首相は退陣を」とのシュプレヒコールも起きた。都市部の中流層を中心に、市民は抗議の声をあげ続けている。1991年のソ連崩壊後で最大規模といわれた10日の抗議集会に続いて野党勢力が主催し、当局が許可した。参加者は警察発表では最大3万人と、前回の2万5千人を超えた。主催者側は12万人としているすごい数ですね。モスクワの春は来るのか。
▲通りを埋め尽くすモスクワのデモ
レディー・ガガさん、紅白にビデオ出演へ
http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY201112240675.html
NHKは24日、米国の人気歌手レディー・ガガさんが大みそかの紅白歌合戦にビデオで出演すると発表した。企画コーナー「『あしたを歌おう。』世界からのメッセージ」で、歌とメッセージの録画を放送する。このコーナーには、香港の映画俳優ジャッキー・チェンさんらも出演するなんだ、ビデオ出演か・・・。ニューヨークからライブという憶測もあっただけに残念ですね。まぁ、どうせ見ないけど。
▲レディー・ガガが紅白へビデオ出演
郵便会社:暴力被害の女性の住所 相手に漏らす 福岡
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111225k0000m040109000c.html
同支社などによると、福岡市内に住んでいた女性は男性の暴力から逃れるため、8月下旬に同市内の知人女性宅に転居。郵便物の転送先として知人女性宅の住所を同支店に届け出た。女性と接触できなくなった男性は知人らに女性の転居先を問い合わせていたが、11月末に同支店で「女性に速達を送りたいので、転居先の住所を教えてほしい」と頼むと、窓口担当の社員が知人女性宅の住所を教えたというこれはアウトだろう、郵便会社の人。
Winny事件で日本が失ったもの
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51763340.html
しかし京都府警は世界で初めてソフトウェア開発者を逮捕し、日本からP2Pソフトウェアは姿を消した。Lessigも「日本の先進的なブロードバンド産業を萎縮させる」と懸念していたが、日本からは検索エンジンも音楽配信システムもなくなった。他方で開発者がコントロールできなくなったため、Winnyを使った海賊行為やウイルスは野放しになったちょっと前に書かれた池田さんのブログです。私の言いたいことが書かれていたのでピック。まったくだと思います。日本は本当に愚かですよね。ソフトウェア開発者を逮捕してその技術失ったわけですから。
この判決を機に、文科省も著作権保護について考え直してはどうだろうか。刑事罰まで使って著作権を保護することは、中山信弘氏も指摘するように、既存の著作者の利益を過剰保護する一方で新規参入を阻害する。いま日本で求められているのがどちらか考えれば、政府のとるべき方針は明らかだろうなのに文化庁はまったく動こうとしません。というか、これとは逆の方向に行こうとすらしています。自分たちの既得権益を守るためですよね。
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