スペースファクタは少々犠牲にしても低音がほしい。そんなニーズに対応した改造をしてみる。幸いスーパーフラミンゴの板取にはかなりの余裕がある。そこでヘッドとネックはそのままで第3音道以下を拡張し低音を稼ぐ作戦である。
▲これがスーパーフラミンゴオリジナルの寸法
▲こんな感じで拡大した
▲大きさの比較(左がオリジナル)
横幅と奥行きが2センチずつ大きくなった。たかだか2センチメートルなのだが面積にするとその差は大きい。数字で比較してみると、
スーパー フラミンゴ | スーパー フラミンゴt | |
ヘッド容積 | 0.927 | 0.927 |
音道1 | 20.0 | 20.0 |
音道2 | 30.8 | 33.0 |
音道3 | 42.0 | 42.0 |
音道4 | 58.8 | 70.0 |
音道5 | 84.0 | 119.0 |
音道6 | 146.4 | 184.8 |
グラフにすると、
▲音道断面積は飛躍的に大きくなった
▲板取図
これが改造版の板取図。
フラミンゴの場合、ネックとなるのがユニットだ。ES2やES-Rなどの限定版も手に入らないし、普及版のEΣもない。83Eか87Eしか選択肢がないのが寂しい限りである。FE88ES-Rを所有している方は挑戦してみる価値はあると思う。ただし、板取は自信がないのでぜひ自分でやってみていただきたい。
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