D-1は16cmフルレンジ用のハイコストパーフォーマンスBHキャビネットだ。これは、D-37などの等幅ホーンに移行する前のコニカルホーン時代のもので、音道の板は斜めの接合となっている。したがって製作はかなり難しくアバウトさが残る。私としては、D-33やD-37よりもこのコニカルホーンを強化した方が良い結果になりそうな気がするのだ。
▲D-1フロントビュー
▲音道のようす
▲スケルトン
▲板取図
このように2枚で一対ができてしまうのですこぶるコストパフォーマンスがよい。ただし、背面板はつぎはぎなので端材で補強した方がいい。というか、途中で切断する意味がわからないので高さ895mmで一枚板とした方が断然いいと思われる。またオリジナルは背面板の幅が220mmとなっていてデザイン的にイマイチ。ここは背面板の幅は190mmにして側板を15mmのばした方がいいと思う。そのようにモデリングしているし、オリジナルスピーカー設計術に掲載されているイメージ図もそのようになっている。
2009年3月28日土曜日
16cmフルレンジ用BH元祖D-1のモデリング
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