F-56 ゴードンという長岡先生設計のスピーカをモデリングしてみた。
▲これがゴードンだ
なぜにこれがコードンなのかは不明なのだが、FT27Dと16F20というユニットをターゲットに設計されている。16F20は磁気回路が強力な16cmフルレンジで、ひとつは表面に、もうひとつは天板に取り付ける仕様である。
▲リアビュー
▲中のようす
▲板取はこんな感じ
オリジナルスピーカー設計術に掲載されているゴードンの周波数特性がすばらしいのであります。ちょっと高域がダラさがっているもののほぼフラットで低域までよく伸びています。実はそんなことはどうでもよくて、この筐体を改造してFW168HRを鳴らしてみたらどうだろうと思いついたのです。ツィータをT250Dに、さらにフルレンジをFW168HRに交換してバーチカルツインにする計画。板取は余裕があるので、奥行きを30mm増やして300mmにした。
ユニットの寸法は以下のとおりだ。
▲T250DとFW168HRの寸法
▲これがT250DとFW168HRを使ったゴードン改だ
▲中のようす
▲板取はこんな感じ
問題はフルレンジ用に大きめに設計されたダクトの再検討とネットワークの設計だ。はてさて、これは難しいな。
2009年1月25日日曜日
F-56 「ゴードン」をFW168HR用に改造する
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2 件のコメント:
これは奇をてらわず、スタンダードに格好良いプロポーションですね。
高さも900mm程のものは、低めのソファなどに座ると丁度良く使い易いものですね。
こちらは手持ちの83EでBS-8でも作ってみようかなと思ったのですが、どうやら本を無くした模様です。
Web見回っても、どうもズバリな図面が流れていませんでした。残念。
やってみるとなかなかよさげです。モアイよりもこちらの方が簡単かも。もう少し参考になる作例があれば真似・・・もとい、研究してみたいです。
コストパフォーマンスはいいのですが、補強されているとはいえ15mm厚一枚ではこころもとないのでまた時間があるときに改造してみます。
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