2007年11月29日木曜日

今日のニュース 07/11/29

ダウンロード違法化などに7,500件の意見集まる、私的録音録画小委員会
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/11/28/17668.html
かたや金くれくれ、かたやタダで、という利害が対立している以上著作者と消費者の溝は深いのは当たり前ですね。どう軟着陸させるのかですけどね。わけがわからないまま決まっていた以前よりはいい方向に向かっているような気がします。

「ダウンロード違法化」に反対意見集まるが…… 埋まらぬ「権利者」vs.「ユーザー」の溝
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/28/news132.html
かなりくわしく書かれています。補償金っていったい何だ、という思いがずーっとあります。今や下の記事みたいにネットによって著作者とユーザーが直接契約できる時代になっているんだからいらないだろう。そういう仕組みを作ればいい。で、ネットを使えない人たちは直接契約できないので補償金、いわば手数料を支払えばいいよ。こんなこと言うとデジタルディバイドが広がるって騒ぐんだろうな。デジタルディバイドたって、ネットが必要がないと思っているから使わないだけ。ネット使えばお得だという状況になれば使うようになるはず。それでも使わないという人はお金をよけいに払っていればいいだけのことだ。

レディオヘッドを聴けばわかる音楽業界・ダウンロード違法化論の不誠実
http://it.nikkei.co.jp/internet/column/contentsbiz.aspx?n=MMIT0g000028112007
津田さん、GJ。あまり気負わずがんばってほしい。で、この記事にリンクされていた下記ページ、私の思っていることに一番近いと思った。

絶望の果てに
http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20071127/contents
私は欲しいもの、すぐれたものには対価を払いたいと思っている。何がイヤか、というと、中間でいろいろと搾取している連中のせいで、対価が納得できる一線を越えてしまっていることである。

文化とは既存のビジネスモデルを規制を通じて守ったところで質を維持できるものではないし、収入を補償すれば質の高い創作が生まれる訳でもない。市場と時代の変化に任せればいいし、そういった地合いの変化を肌で感じられる世界からこそ、新たな創作が生まれるのではないか。
いいことをおっしゃる。そのとおりだと思う。こんな当たり前のことがなぜわからないのだろうか。
既得権者ばかりに気を遣い、現行著作権法に屋上屋を重ねて改革や技術革新を阻害する暇があったら(中略)フェアユースの導入を軸にイノベーションに開かれた方向で著作権法を抜本改正すべきではないか。それこそが日本のコンテンツ産業が国際競争力を維持し続けるために真に必要な国家百年の計となろう。
拍手です。

「世界最強ビジネスパーソン」はAppleのジョブズCEO
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/28/news082.html
マックが大嫌いな私が、iPod touchを買ってしまったよ。兜を脱ぐよ、ジョブズさん。あんた、すごいよ。

「Vista」、「XP」を下回るベンチマーク結果--SP1適用での性能向上率は2%未満
http://japan.zdnet.com/research/story/0,3800079402,20361936,00.htm
MicrosoftバイスプレジデントのMike Sievert氏は、デンバーで開催された同社のパートナーカンファレンスで受けたインタビューの中で「率直に言って、世の中はまだWindows Vistaを受け入れる準備ができていないということだ」と語った。
違います。方向性を見誤っているのです。ビジュアルで勝負するならセンスの面で絶対にMacには勝てません。Macにはジョブズの一貫したデザインポリシーが貫かれているからです。Windowsは無骨でいいんです。軽くて堅牢なOSを誰もが望んでいるんです。そして、ちょっとしたユーザーの心をくすぐるデスクトップセンスがあればなおよい。これに近いのがUbuntuですね。だから何度も書いて恐縮だが、Windows2003 Serverのクライアントバージョンを出せば必ず売れる。私はWindows2000が今でも好きだ。

0 件のコメント: