2007年12月31日月曜日

今年の予想を検証してみる

さて、以下が今年の1月に私が予想した事項である。

○無線USBが標準化され製品が出始める。パソコン周りは線がなくなりすっきり。
 うーん、無線USBどうなったんでしょう。さっぱり聞きませんね。はずれ。

○ハイブリッドHDDが発売され、ハードディスクのスピードが一気に高速 化する。さらに32GBのi-RAMが発売され、OS領域がまるまる入り超高速パソコンが可能となる。
 シリコンディスクは発売されましたが、いかんせんまだ高価なので爆発的に普及とはいきませんでした。しかし、確実にこの波は広がっていくでしょう。やや当たり。

○IPマルチキャストへの道筋がようやく見え始め る。これとセットで地上波放送の区域外再送信の問題も決着が図られる。
 ぜんぜんですね、これ。コピー10回とかダウンロード違法化とか、ぜんぜんトンチンカンな方向に向かいました。ただ、B-CASについてはだんだんその意義について疑問符が各方面から上がり、来年はやっとそれが議論になる気配です。そもそも論からスタートでしょう。

○WiMAXの普及元年となる。これと絡んで児童や独居老人見守りなどユビキタス型 サービスが立ち上がる。
 これもまだですね。来年から動きがあるでしょう。ただ、WiMAX自体を疑問視する記事もあり、目が離せません。

○ビスタ発売されるが以前ほど盛り上がらず。すでにみんなの目はAjax型WEBアプリケーションへ。OSはブラウザさえ確実に動 けばいいという感覚になっていく。ということで自然にLinuxに関心が移る。UbuntuなどのLinuxOSへの関心がさらに高まる。企業・自治体で オープンソースソフトウェアの利用が進む。
 ビスタの不評は当たり。Linuxに関心が高まったかというと微妙ですね。確実にユーザーは増えていると思いますけど。

○Xenなどの仮想化技術が安定領域に達し、いよいよ開花する。Linux上でWindows2000が定番 に。
 これもちょっと言いすぎでした。ぜんぜんはずれ。

○今まで割りと地味な扱いだったワンセグ放送がここにきてブレークする。
 これはやや当たり。

○鳴り物入りでITニュースのトップに躍り出たNGNだが、各キャリアの思惑 が絡み混迷を深める。
 混迷を深めるもなにもぜんぜん話題になりませんでした。

○爆発的なSNSへの人気は陰りが見え、次々に目新しいWEB2.0的サービスが生まれる。YouTubeのような動画コンテンツに 比重が移る。SNSはケータイ向けにシフトする。
 SNSに陰りが見えたかどうか、そこまではいってないですね。ニコニコが思いがけず成功しました。

○液晶テレビが引き続き絶好調。特にフルハイビジョン機種が人気に。Wiiなどのゲーム機型アプライアン スによりテレビがインターネットのデフォルト端末としての一歩を踏み出す。
 液晶テレビ+ハイビジョンは当たりでした。が、Wiiなどがインターネットのデフォルト端末にはまだなっていません。将来的にもなさげです。やはりゲーム機はゲーム機なのか。

○一方で団塊の世代の退職によりアナログ文化への回帰が顕在化し、オーディオ ブームが再来。真空管アンプやスピーカーの自作がブームに。さらにフルハイビジョンテレビの普及と相まってホームシアターが人気に。
 これはたぶん当たりでしょう。

○団塊の世代の退職に より人口移動に揺り戻しが。都市部から自然の中でのんびり暮らしたい人々が地方に引っ越して趣味の農業を始める。
 これは私の希望的観測でしたが、実際はどうなのかわかりませんが、そんな事実はなさげです。

以上、あまり当たってないなって感じです・・・orz。

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