「2011年までにPS3が販売台数首位に」--iSuppliが予想
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20367400,00.htm
マジっすか?どこからどう調べたらそういう結果が出るんだ?
持ち出しPCでの情報漏えい、企業の9割が懸念--8割が2ちゃんねるのアクセスも禁止
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000056024,20367376,00.htm
当然といえば当然だろう。
東芝、HD-DVD事実上撤退へ・ブルーレイ勝利
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS1D1601U%2016022008
一応大きなトピックなので。
バルセロナ携帯の祭典で感じた日本メーカーの病巣
http://it.nikkei.co.jp/mobile/column/columngyoukai.aspx?n=MMIT0f000014022008
パラダイス鎖国が行き着く先はこういうことなんですね。そもそもケータイの規格が全世界と異なるように仕向けたのは誰なんでしょうかね。「パラダイス鎖国」という言葉を生み出した海部美知さんのプログには、
泥仕合が数年続くアメリカに対し、日本はアナログがまだあまり普及しないうちに、さっさとドコモが独自方式のPDCを全国展開して、一気にデジタル化で先行した。日本の端末メーカー各社は、この時期にアメリカに見切りをつけてしまったのだ。混乱の果てにようやく98年頃から本格化した米国のデジタル携帯電話では、日本メーカーの姿はすっかり消えてしまった。とあります。さらに、
サービスでも端末でも、日本のケータイは「世界一」になった。日本の国内市場が成長するスピードについていくのに、メーカーも必死である。どの方式を開発すればいいかさえ決められない、アメリカなど、相手にしている暇はなかった。日本は世界をリードする携帯技術を手に入れたが、先に行きすぎて、他の市場を捨ててしまったという皮肉な結果になった。ということなんですね。
池田さんのブログにも、
日本では郵政省がPDCというNTTローカル規格に一本化したおかげで、市場が広がらず、携帯電話オペレータが端末を買い取って流通を支配する垂直統合型の構造ができてしまった。という記述があるのでそもそも論から言えば、旧郵政省とNTTが諸悪の根源であることは間違いなさそうです。国を挙げてやる気でやった、ということのようです。で、よくわからないのは、それほど優れた端末がすでにあるのならなぜそれが世界で通用しないのか、という点。通信規格が異なるのでそれをそのまま海外には輸出できないから?といったようなことはすでに下記で論じられていました。
日本流が通用しない原因は「パラダイス鎖国」
http://japan.cnet.com/blog/mugendai/2007/03/20/post_f1a9/
この中で面白いのが、
この「パラダイス鎖国」、日本国内のみで収益が足りているうちはいいのだが、海外に売り込むときに問題になってくる。それは携帯電話に限らない。テレビ番組のコンテンツでも同じである。鎖国はいつかは、開国しなければならない。テレビ業界も現在、放送免許という鎖国が許されているが、将来、ネットを通して放送することが必要になってくるだろう。(中略)これからは世界に売れるコンテンツを作らなければ生きていけない時代になってくるからだ。もし、それに乗り遅れたら、海外から優良なコンテンツがインターネットを通して流れてきて、日本のテレビ局は立ち行かなくなるのではないだろうか。という部分。そのとおりですね。昨日、朝日新聞のサイトでYouTubeのような動画を使った記事を掲載していたけど、「あっ」と思いました。テレビ屋がネットを嫌っている間に、ネットと新聞社って結構いい関係になるんじゃないかってことなんです。新聞社の写真が静止画である必要はないんですね。とすればテレビ屋まがいのことが簡単にできてしまう。もう動画を提供するのがテレビ屋である必要がなくなったんですね。テレビ屋の開国はすでに始まっているのかもしれないのに、当事者は知らん振りで以下のような利権を守るためにイヤがらせをしています。
CATVへ番組提供を 民放に総務相裁定
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200802090003a.nwc
ネットで地上波が流せないのも権利処理を口実にテレビ局が同意しないからです。
HD DVD買った人はどうなる 規格戦争の果て、消費者置き去り
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/18/news017.html
それは消費者も勉強しなきゃ。VHSとベータのときに懲りているはず。で録画機にはまだコピー制限の罠も潜んでいる。今はコピーワンス。もうすぐコピーナインスになるがB-CASカードへの不信感が増大しており将来的にはどうなるか不透明。そもそも録画して見たいと思うような番組がなくなりつつあることの方が問題だろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿