2007年7月29日日曜日

Fedora7 + ATI X1300 + Beryl

Berylのデスクトップ効果はすごいということなのでやってみたかったのだが、昨日ATIのドライバが動くようになったのでやってみた。ぐぐっていたら下記のページを見つけた。

http://forums.fedoraforum.org/printthread.php?t=155503
以下、翻訳がてら手順。
1.昨日の記事のようにしてlivnaからATIのドライバをインストールしておく。
2./etc/X11/xorg.confを編集する。(バックアップを取っておいた方がよい)
cp /etc/X11/xorg.conf /etc/X11/xorg.conf.org
vi /etc/X11/xorg.conf
で以下のセクションを追加・修正する。
Section "Extensions"
Option "Composite" "False"
EndSection
Section "ServerFlags"
Option "AIGLX" "off"
EndSection
Section "DRI"
Mode 0666
EndSection
DEVICEセクションに、
Option "UseFastTLS" "0"
Option "BlockSignalsOnLock" "on"
Option "ForceGenericCPU" "off"
Option "KernelModuleParm" "locked-userpages=0"
を追加したあと忘れず保存する。Ctrl + Alt + BackspaceでXを再起動する。

3.ダイレクト・レンダリングのチェック
fglrxinfo
で、チェックする。
display: :0.0 screen: 0
OpenGL vendor string: ATI Technologies Inc.
OpenGL renderer string: Radeon X1300/X1550 Series
OpenGL version string: 2.0.6458 (8.36.5)
ベンダーがATIになっていればOK。次に、
glxinfo
コマンドを実行。
name of display: :0.0
display: :0 screen: 0
direct rendering: Yes
server glx vendor string: SGI
server glx version string: 1.2
server glx extensions:
GLX_ARB_multisample, GLX_EXT_visual_info, GLX_EXT_visual_rating,
GLX_EXT_import_context, GLX_EXT_texture_from_pixmap, GLX_OML_swap_method,
GLX_SGI_make_current_read, GLX_SGIS_multisample, GLX_SGIX_hyperpipe,
GLX_SGIX_swap_barrier, GLX_SGIX_fbconfig, GLX_MESA_copy_sub_buffer
・・・・
ダイレクト・レンダリングがYESになっていればOK。

4.XGLのインストール
wget http://nicofo.tuxfamily.org/scripts/xgl/installXGL_EN
sh installXGL_EN
で自動的にインストールされる。

5.Berylのインストール
yum install beryl-gnome

「snow」プラグインを入れたい場合は、

yum install beryl-plugins-unsupported
6.再起動し、ログインオプションで「セッション」の選択で「gnome + XGL」を選択する。

    ▲ログイン画面で「オプション」→「セッション」→「GNOME + XGL」を選択。

7.ログインするとBerylが使用可能になっている。これは無駄にすごい。Vistaよりも全然すげー。

     ▲「Ctrl+Alt+マウスドラッグ」でぐりぐりしているところ。Snowプラグインでデスクトップに雪が降っている。

8.テーマを変更するには、「Beryl マネージャ」を右クリックし、「エメラルドのテーマ設定」でダイアログが出るので適当なテーマをクリックして「終了」。「Beryl マネージャ」のメニューから「ウィンドウ・デコレータを再起動」で反映される。

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