2007年9月15日土曜日

今日のニュース 07/09/15

「パラダイス鎖国」に立ち向かう人たちと地域格差バブル【コラム】
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT11000013092007
期待していたコラムの続編なのだが、妙に「地域振興成功事例集」の1ページみたいな展開で少しがっかり。

政府のカンフル剤なんかで地方が持ち直すことは絶対ない。農家の思考回路はすでに麻痺している。補助金漬け政策によって補助金があって当たり前。ありがたいとは思っていない。ただし、希望もない。先祖伝来の田畑を自分の代で絶やしてはいけないと思っている、ただそれだけが彼らの原動力だ。それで生活しようなんて思ってはいないし実際にできない。

米代は機械のローンや農協の農薬代へと消えていく。高齢化で力仕事ができなくなるから象の鼻のようなコンバインを買う。隣が買ったら負けたくないので自分も買う。こんな感じでどんどん機械を買う。機械のローンは、他で働いた給料からも補填しないと足らない。もとより自分の賃金は収支計算には入っていない。わずかに自家消費米が手元に残る。こんなことを若者がやろうと思うだろうか。流した汗に見合う収入がない産業なんて今時の若者は見向きもしないだろう。

日本の携帯電話市場を模した「地方はパラダイス鎖国」とはなかなかおもしろい表現だが、それは都市部から田舎を見たときの端的な見方、悪く言えば傍観者の言葉の遊びである(そこに着目する眼力は賞賛したい)。実際の田舎は今の世代がいなくなれば壊滅してしまうどこにも希望のない荒涼殺伐とした「生き地獄鎖国」なのだ。だからこそ、この記事の著者は、発想の転換をしておもしろいことをやれ、と言いたいのだろうがそれができる人は田舎にはそうそういない。いつかも書いたが、これは大きな社会の流れの中で起きているいわば「自然現象」であって、町の予算や一人や二人の変わり者の存在で変えられるものでは決してない。

地方がパラダイスというぬるま湯に浸かり、鎖国を続けることでやってくるであろう「緩慢な死」を受け入れるのであればそれはかまわない。
先に書いたように地方はパラダイスではない。補助金漬けという「ぬるま湯」に浸かっているように見えるが、護送船団のテレビ局のようにそれで潤っているわけではなく細々とした日々の暮らしがやっとだ。かまわない、といわれてもそれしかないのである。そしてそれは遠くない未来に目の当たりにすることになる。もっと言えば遠くない未来とは、この10〜20年のことである。

【触ってきました】驚きの滑らかさ! 直感的なマルチタッチインターフェース搭載の「iPod touch」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070913/281849/
これは(・∀・)イイッ!! マジで買おうかな・・・。アップルストアへ飛んだ。注文した。

WebベースのAjaxWindowsは人々に受け入れられるか?
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0709/14/news016.html
OSまでブラウザの中へ入れてしまうことの意義って何だ?
・どこでも同じデスクトップが使える
・環境構築の手間がかからない
・どこにいても自分のデータにアクセスできる
その代償は、
・動作がかったるい(高速なPCと大きなメモリが必須)
・ブロードバンドが必須
・データがネット上にあるのでセキュリティや安全性について自分でコントロールできない(手元のHDDにあるよりはマシかもしれないが)
うーん、企業なんかが電算システムをアウトソーシングするときと似ている。俺はまだPCとLinuxでいいよ。

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