2007年9月18日火曜日

VistaとXPとFedoraのトリプルブートに

Vistaは使わないけどサポートに必要だし、XPでしか動かない有用なツールとかあるのでXPを入れることにした。ブートローダはFedoraのgrubを使うことにした。

まずFedoraから、gpartedでパーティションを切りなおす。もともとVistaをインストールしていた50GBのパーティションをVista用にNTFSで30GB、XP用に20GBに。ずっとPartition Magicという製品を使っていたんですが、もうgpartedで十分の信頼性があるようです。とは言っても、Vistaのパーティションをリサイズしたら起動しなくなったので、そういうイレギュラー(?)な使い方は注意が必要のようです。

次にVistaのアップグレード版を旧OSがなくてもクリーンインストールできる方法が書いてあったので試してみることに。
1.まず、アップグレード版Vistaをプロダクトキーを入力せずにインストール。
2.インストール完了後、OSが起動した状態でインストールDVDをもう一度挿入。
3.セットアップを実行。今度はプロダクトキーを入力し「カスタム」でインストールする。
4.C:ドライブの「Windows.old」フォルダを削除する。
これでうまくいった。

この状態では、ブートローダがVistaによって書き換えられているのでFedoraが起動できない。そこでUbuntuのライブCDでUbuntuを起動しgpartedで、Vistaのドライブを隠しドライブに設定する。これは、XPのインストーラが勝手にVistaのブートローダを書き換えてしまうのを防ぐためである。(これをせずにXPをインストールしたらVistaのブートローダをXPのインストーラが書き換えてしまってVistaが起動できなくなってしまった。)

リブートしてXPのセットアップを実行。

と、ここで重要なことが。WindowsXPのセットアップCDでは137GB以上の大容量ディスクを認識しないので、hd0のパーティションがないと言ってくる。ここでぐぐった。するとSP2のインストールCDを作成する方法を発見。この方法で無事インストールCDができあがりました。助かりました。ありがとうございました。

セットアップが完了したら、もう一度UbuntuのライブCDからUbuntuを起動してgpartedでVistaの隠しドライブを解除する。
次に、grubをMBRに書き込む。Fedoraは3つ目のパーティションにインストールされているので、0,1,2と数えてhd0,2となる。

grub
grub > root (hd0,2)
grub > setup (hd0)
これでFedoraのgrubが起動するようになった。/boot/grub/menu.lstを適当に変更してVistaとXPが起動するのを確認して完了。ちなみに現在のmenu.lst(grub.conf)は以下のようになっています。Ubuntuも起動できるのですが、めったにしません。
default=0
timeout=5
splashimage=(hd0,2)/boot/grub/splash.xpm.gz
hiddenmenu
title Fedora (2.6.22.5-76.fc7)
root (hd0,2)
kernel /boot/vmlinuz-2.6.22.5-76.fc7 ro root=LABEL=/1 rhgb quiet
initrd /boot/initrd-2.6.22.5-76.fc7.img
title Ubuntu
rootnoverify (hd0,6)
hainloader +1
title Vista
rootnoverify (hd0,0)
chainloader +1
title WindowsXP
rootnoverify (hd0,1)
chainloader +1
これでも実は昨日丸一日がかりで試行錯誤しました。Vistaのインストールは結局4回、XPは2回したことになります。で、目的のツールがXPで動いたかといえば動かなかったのでorzなのですが・・・。

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