2011年5月29日日曜日

今日のニュース 11/05/29(日)

原発賠償条約、加盟を検討 海外から巨額請求の恐れ
http://www.asahi.com/politics/update/0528/TKY201105280573.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、日本が海外から巨額の賠償を負わされる恐れがあることがわかった。国境を越えた被害の損害賠償訴訟を事故発生国で行うことを定めた国際条約に加盟しておらず、外国人から提訴されれば日本国内で裁判ができないためだ。菅政権は危機感を強め、条約加盟の本格検討に着手した
うわー・・・。なぜ今ごろになって急にそんなことがわかるのだろうか。いつも後手後手の政府の体たらくには辟易だ。つーかさ、請求される前にとっとと放射能漏れを止めろよ、バカ政府。

菅首相、小沢氏らと会談の意向 不信任案同調の動き牽制
http://www.asahi.com/politics/update/0528/TKY201105280271.html
菅直人首相は28日(日本時間同日夕)、訪問先のブリュッセルで同行記者団と懇談した。民主党の小沢一郎元代表らが野党提出の内閣不信任案に同調する動きをみせていることについて「広く(民主党の)代表経験者と話をする機会があればありがたい」と語り、29日に帰国した後、小沢氏や鳩山由紀夫前首相らと話し合う意向を示した
もう話し合いというレベルではないのでは・・・。

自民副総裁「解散で脅かすな」 不信任案同調後押しか
http://www.asahi.com/politics/update/0528/TKY201105280363.html
自民党の大島理森副総裁は28日、宮崎市で講演し、「菅首相周辺は『内閣不信任案が通ったら解散するぞ』と民主党の若い議員に脅しをかけているが、現実的に被災地では町そのものがなくなり、選挙事務が出来ない状況だ」と語った。不信任案を可決しても首相は衆院解散に踏み切れないとの見方を広めて民主党内の若手議員を安心させ、不信任案に同調する動きを後押しする狙いがあるとみられる
この不信任案は大きいな。日本の国の行方を左右するものだ。ただ、スッカラ管を降ろしたとしても後任候補が見当たらないのも事実。岡田じゃ全然ダメだし・・・。まさか仙石みたいな売国奴が首相になったら今よりも悪い。普通なら小沢なんだろうけど、被告人だからな・・・。

恫喝? それとも瓢箪から駒? 不信任案をきっかけに「解散風」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110529/plc11052900320000-n1.htm
“常識外れ”の解散風。そのココロは、不信任案賛成や採決欠席を検討する議員に「選挙」という恐怖心を植え付けるためとみられる。党執行部も、不信任案に賛成なら除籍(除名)、欠席でも党員資格停止という処分をちらつかせて造反予備軍に圧力をかける
民主党執行部は引き締めに躍起ですね。解散すれば野党になるのは必至の情勢ですからね。解散しなくても2年後には野党なのだが。今の日本で2年の浪費は致命的に痛い。2ヵ月を浪費しても政権交代をした方がいい。民主党ではダメだ。

不信任案提出時期、自民幹部間で温度差
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110528-OYT1T00829.htm
自民党の大島理森副総裁は28日、宮崎市で講演し、内閣不信任決議案を衆院に提出する時期に関し、「谷垣総裁の決断で行うが、そんなに遠くない時期にその場面が来る」と述べた。これに対し、石破政調会長は津市で講演し、「何が何でも不信任案だ、ではなく、大勢の方に『もっともだ』と思ってもらえる時期を選ぶことが大切だ」として、提出時期は慎重に見極めるべきだとの考えを示した。「(不信任案は)出すことに意味があるのではなく、可決しなければならない」とも述べた
これはムリだな。それでなくても谷垣は優柔不断だ。こんなことで提出できるわけがない。まぁ、可決しなければ意味がないのは、その通りだが。

小泉元首相「これから原発を増やすのは無理」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110528-OYT1T00619.htm
麻生元首相は28日、東京・世田谷の国士舘大で講演し、「(菅政権の対応は)極めて稚拙で、原発を作っているすべての国の信頼を失った。(菅政権は)限度を超えた、ということになりつつある」と語った
小泉さんの発言より麻生さんの発言の方が大きいだろう。まさに、海水注入問題で3転4転するようすをみたら「稚拙」というか、政府の体をなしていない。あまりにもひどくて呆れてしまう。

「菅首相は極めて稚拙」と麻生元首相
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110528/stt11052818370008-n1.htm
自民党の麻生太郎元首相は28日、都内の国士舘大学で講演し、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故に際しての菅直人首相の危機意識や政治姿勢について「極めて稚拙だったのではないか。内閣不信任案の対象になる一番大きな要素だ」と批判した
まさに、国民の信任を得ていないですからね。
そのうえで「(発災から)2カ月も過ぎた。悲惨な状況を次にどう変えるかという絵を描かなければいけない」と述べ、復興を加速させるため首相の退陣を求め、新政権をつくるべきとの考えを強調した
2ヵ月を過ぎたというのに収束の見通しすらたたないどころか、早くからメルトダウン・メルトスルーが起きていたことが発覚、これにより大量の放射能が撒き散らされていたことがようやく表に出た。東電の隠蔽体質がいけないのだが、それを助長する政府も悪い。政府は東電に丸投げしているだけじゃなく、国費をガンガン投入してでも原発事故を封じ込めるべきだ。
また福島原発での海水注入問題などでの首相に対応を念頭に、「首相は素人なのだから現場でやっている人にいちいち口は出さないことだ」とも述べた
海水の注入問題でこれだけ混乱したのは、スッカラ管が「原発はものすごく詳しいんだ」と自慢したあげくいちいち口を出していたからだ。それなのに、都合が悪くなると「指示していない」と嘘をつく。捏造・隠蔽・改竄の三拍子、ひどいもんですよ。

菅さん、もう、何が何だかわからないのよ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110528/plc11052818010017-n1.htm
班目氏でなくても、教えてほしい。会議録がないとかなんとか理由をつけて、官邸は本当のところを明らかにしたがらない。この大騒ぎは何だったのか。何が何だかわからないのだ。一つだけわかったのは、菅政権の大震災や原発事故への対応は、やっぱり「うさん臭い」ということだ。「知られちゃ困ることは隠しておこう。気づかれるまで黙っておこう。都合が悪かったら、誰かのせいにしちゃえ」という体質だ
まさにこんな体たらくな政府が存在し続けられるということ自体が驚愕である。いくら大震災と原発事故対応が喫緊の課題だといっても限度があるというものだ。
開き直るのは首相の得意技だ。支持率が低迷しようが、震災対応が悪いと言われようが、民主党内から「菅降ろし」が進もうが、お構いなし。強弁で押し通し、ゴリガン一発生き抜いている
まさに・・・。この厚顔さには恐れ入る。クーデターや桜田門外の変がいつ起きてもおかしくないくらいだ。

G8と首相 疑念強めた問題解決能力
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110529/plc11052902240002-n1.htm
首相は異例の冒頭発言の機会を与えられ、原発事故の来年1月までの収束を約したものの、具体性に欠け説得力は乏しかった。「自然エネルギーの発電割合を2020年代の早期に20%超にする」という将来エネルギー構想にも、首脳らの反応は冷ややかだった。同構想については、海江田万里経済産業相が「報道を通じて知った」と述べたように、政府内で綿密な議論が行われた形跡がない。首相は国際公約が言いっ放しに終わった場合、どれほど国益を損ねるか分かっているのだろうか
明らかにいつもの「思いつき」ですよね。しかも、鳩ポッポの25%と同じで達成できるという根拠がまるでない。自分が「できる」と思っているだけなのだ。これについては池田氏が消費税3%の上乗せ分をすべて投資しないとムリだと指摘しています。こんなでたらめなことを、担当大臣も知らないし政府内での議論もせずにいきなり国際舞台で約束されても日本という国が恥をかくだけだ。
課題の先送りを続けるだけでは国際社会の信頼は得られない。首相は、自らの問題解決能力に世界からも疑念が持たれてしまったことを銘記すべきだ
国内外からすっかり信用を失ったスッカラ管。それでも辞めようとは露ほども思ってはいないようだ。厚顔無恥無能を体現したような人物である。

福島第1原発:東電が未公表の放射線データ1509件公開
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110529k0000m040101000c.html
会見した松本純一・東電原子力・立地本部長代理は公表の遅れについて「データの整理に時間がかかってしまい、申し訳ない。(遅れた理由について)聞き取り調査などで事実関係をまとめ、1週間程度で公表したい」と話した
嘘をつけ、都合の悪いデータの隠蔽に時間がかかったのだろう。
このほか、台風2号の接近に備え、東電は使用済み燃料プールで放水作業中の大型コンクリートポンプ車について、強風による転倒を避けるため長いアームをたたんで移動させる。強風による原子炉建屋への影響について、保安院は「建屋の壁の一部が(水素爆発などにより)落ちて隙間(すきま)が多くなっていることもあり、建屋が損壊したりする恐れはない」とみている
台風の暴風雨による放射性物質の漏洩・拡散は大丈夫なのだろうか?建屋の壁は水素爆発で吹っ飛んでいるから風雨は容赦なく建屋の中に入るだろう。そして、暴風により汚染水や高濃度の放射性物質が飛散するのではないか。怖いな・・・。

     ▲台風は原発事故にどのような影響があるのだろうか

3000マイクロシーベルト超の高線量も 地震直後の未公開値発表
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110528/dst11052813280019-n1.htm
東京電力は28日、福島第1原発敷地内で、3月11日の地震発生後から同月15日までに測定していた未公表の放射線量データを発表した。公表済みの10分ごとの測定値の間を埋める2分ごとの値などが含まれ、最高線量は3月15日午前8時55分の正門付近の毎時3509・0マイクロシーベルト。毎時3509マイクロシーベルトは、その場に20分いるだけで一般人の年間被ばく限度を超える放射線量
まだまだ隠していると思うのは私だけだろうか。第3者機関が発表するのなら信用できるが、当事者である東電が発表しているわけですから都合の悪いデータは改竄しているに違いない。東電と政府の言うことは一切信用できない。

室井佑月、武田邦彦、孫正義の疑問 「福島県産を給食に使うべきでない」
http://www.j-cast.com/2011/05/28096809.html
福島県内の小中学校が、地産地消として県産の牛乳などを給食に使い続けていることに対し、著名人から異論が相次いでいる。これに対し、地元自治体では、ごく微量の放射性物質検出のものに留めており、弁当を持参することも認めている、などと理解を求めている
神奈川のお茶から基準値を上回る放射能が検出されているのに福島の野菜からは検出されないと考える方がムリがあるというもの。本当に基準値以下なのだろうか?そもそも検査してないじゃないのか?福島の鮎から基準値を上回るセシウムが検出され、鮎漁の解禁が延期されている。さらに梅の実からも基準値を上回る放射性物質が検出された。それなのに野菜や牛乳からだけは放射性物質が検出されないなんて、明らかにおかしいでしょ。恣意的な情報操作の臭いがする。孫さんのツイートが「風評被害」だという安全厨はどんだけお花畑なんだろうか。

     ▲孫さんのツイート

「美しい町がなぜ」写真10万枚、被災者の元に 南三陸
http://www.asahi.com/national/update/0528/TKY201105280477.html
東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた宮城県南三陸町で28日、がれきの中からボランティアが回収した写真などが展示され、持ち主の被災者たちに返された
グッジョブですね。

     ▲廃校になった校舎に並べられたアルバム

首都圏「節電」、農家「収入」 南相馬と首都圏つなぐ緑のカーテン
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110528/trd11052822130017-n1.htm
東日本大震災で津波や原発事故の被害を受けた福島県南相馬市。復興を目指す同市の農家が、ゴーヤの苗やプランターなどをセットにして首都圏などに向けて販売、「緑のカーテン」を育ててもらう取り組みを始めた。6月上旬の出荷開始を目指し、急ピッチで種苗の生産を進めている
いい取り組みですね。

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