2011年4月10日日曜日

今日のニュース 11/04/10(日)

津波の高さは地上から4~5メートル、福島第一原発
http://www.asahi.com/national/update/0409/TKY201104090495.html

東京電力は9日、福島第一、第二原発の東日本大震災による津波被害の調査結果を公表した。第一原発1~4号機(標高10メートル)の海側壁面で確認された津波の高さは14~15メートルで、地上から4~5メートルの高さまで波が達したとした。元々は敷地には達しない想定(高さは5.7メートル)だったが、東電は「今後検証する」としている
しかし、この写真を撮った人は、これから起こる悪夢を想像したら足がふるえただろう。

     ▲津波に飲み込まれた福島第二原発

鹿児島・肝付で震度3 M5.7、震源は種子島南東沖
http://www.asahi.com/national/update/0409/TKY201104090482.html
9日午後9時58分ごろ、鹿児島県の種子島南東沖を震源とする地震があり、気象庁によると同県肝付町で震度3、鹿児島市などで震度2を観測した
こちらでも地震が・・・。日本列島はどうしちゃったんでしょう。

漁できない漁師、市職員として雇用へ 北茨城市
http://www.asahi.com/politics/update/0409/TKY201104090353.html
茨城県北茨城市沖のイカナゴ(コウナゴ)から基準を超える放射性物質が検出された問題で、同市は漁ができなくなった市内の漁師らを臨時職員として1年間、雇用することを決めた。週明けにも20~30人を募集する。津波で被災した地区の土砂やがれきの撤去など、復興支援の仕事に就いてもらうという
なんだ、臨時職員か。でもそれでいくばくかの収入があるからいいよね。

原発危機に初動から後手の政府、いらだつ米
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110410-OYT1T00101.htm?from=top
原子力発電所事故を引き起こした複合危機は、日本国内だけでなく、国際的な問題にも発展している。原発事故では危機管理対応の空白が浮かび上がり、米国の苛立(いらだ)ちを増幅させた
だって危機管理ができない民主党政権だもの。
「米国の原子力の専門家を支援に当たらせる。首相官邸に常駐させたい」この日以降、ルース米駐日大使は枝野官房長官らに何度も電話をかけたが、枝野は「協力はありがたくお願いしたい。ただ、官邸の中に入るのは勘弁してほしい」と条件もつけた
官邸の中とか・・・、日本は相当バカにされていますね。はなから事態収拾ができっこないと思われてる。事実できないけど。

原発事故、スリーマイル上回るレベル6の可能性
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110409-OYT1T00754.htm?from=main1
東京電力福島第一原子力発電所の事故の深刻さは、国際原子力事故評価尺度(INES)で、チェルノブイリ原発事故に次ぐ「レベル6」(大事故)である可能性が出てきた
客観的に見てもう6行ってるのは確実でしょ?つーか、すでに7に近い。ほとんど7だよ。放射能汚染水を海に放水しといて今ごろ6とかどんだけだよ。放水した段階でもう7でしょ。

     ▲もうレベル7「深刻な事故」だろう

東通原発の発電機故障、人為ミスか…東北電力
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110409-OYT1T00666.htm?from=main3
東日本大震災の余震による停電に伴って稼働した東北電力東通原子力発電所1号機(青森県東通村)の非常用ディーゼル発電機から燃料が漏れた故障について、東北電力は9日、部品の欠損が原因だったと発表した
なんと緊張感のないミスだこと。こんなことで大丈夫なのか?日本の原発。

官僚、首相の指導力に不満「信用されてない」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110410-OYT1T00098.htm?from=main5
東日本大震災から1か月を機に、読売新聞は中央省庁幹部を対象に政府の対応に関する聞き取り調査を行った。調査結果からは、菅首相の指導力や危機管理能力に対する危機感が霞が関を覆っていることが浮き彫りとなった
国民や官僚はスッカラ管ではこの国難を乗りきれないと思っている。それでも辞めない。管のせいで日本は文字通り沈没だ。

官邸機能せず(上)「開かずの扉」のその奥は…
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110410/stt11041000390000-n1.htm
「やっと精神的な安定期に入った」「気力がうせているのではないか」-。そんな臆測が乱れ飛ぶ。各国外交官も政府関係者に「首相は本当に大丈夫なのか」と真顔で問い合わせてくるという
原発がこんな状況になったら、もし私だったらこの未曾有の重圧にすぐに心が折れるだろう。それでも辞めないスッカラ管はある意味さすがと言えるかもしれない。だが、それが今の日本の一番重い足かせになっているのだから本当に困った状況なのだ。
「東電の見通しは甘い。どうなってるんだ!」菅の意気込みはますます空回りし、秘書官らに当たり散らした。保安院幹部らの説明にも「お前たちは現場を見てないだろ!」。面識もない官僚に突然電話で指示を出し「何かあったらお前らのせいだぞ」と責任をなすりつけた
ひどいな・・・。
実は首相官邸の指示がなくても各省庁は阪神・淡路大震災を先例にさまざまな被災者支援や復旧策をひそかに準備していた。ところが政務三役の「政治主導」が障害となった。ある局長級官僚は「官邸も動かないが、政務三役も何も言ってこない」といらだちを隠さない。民主党政権になり政務三役に無断で仕事をやってはいけないという「不文律」ができた。「勝手なことをやりやがって」と叱責されるのを覚悟の上で官僚機構は黙々と対策を練ったが、実行のめどは立たない。政治不在がいかに恐ろしいか。官僚らは思い知った
これが事実なら民主党の政治主導が事態を悪化させたのですね。いつまでたっても支援物資が届かなかったのはこういう背景があったのですね。そのせいでせっかく津波から逃げた人たちが何人も避難所で死んでいったのです。こんなひどい政治主導って許されますか?まさに最悪のときに最悪の人たちが政権についているのです。ああ・・・、あの夏、なぜ日本人は民主党に投票したのでしょうか。
「政治家だけじゃなくてあらゆる者を総動員させるべきだ。要は役人をどう使うかなんだ」 国民新党代表・亀井静香は2日、こう忠告したが、菅はのんきに返答した。「まあ役人を使えるのは一に亀井さん、二に私、三に仙谷さんだな…」
なにこの悪夢。一番役人を使えていないのに「二に私」って・・・。能力がない人が能力があると思っていることが最大の不幸ですね。この国難にあって官邸が機能していないなんて・・・。

大震災1カ月 国家再興へ総力結集せよ 菅首相の失政の責任は重大だ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110410/plc11041002340000-n1.htm
平成7年の阪神・淡路大震災時には、復旧・復興の関連法16本のうち3本が1カ月以内に、8本が約40日で成立したのに比べ、今回はいまだにゼロだ。菅首相の責任はきわめて重大である(中略)菅政権の指導力が問題視されるなかで、両陛下と皇族方の励ましが国民に勇気を与え、復興への心のよりどころになっている
対照的ですよね。スッカラ管の無能さに比べて陛下の動きの早いこと。

違法操業の中国漁船を拿捕、船長を逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110410-OYT1T00048.htm
第10管区海上保安本部(鹿児島市)は9日、鹿児島県南さつま市の西約240キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で違法操業したとして、中国の底引き網漁船「浙嶺漁2」(8人乗り、約180トン)を拿捕(だほ)し、船長の自称張小恩容疑者(37)を漁業主権法違反(無許可操業)容疑で現行犯逮捕した
危機管理ができない民主党政権がまたひとつ危機を抱え込みました。また、恫喝されて釈放するんでしょうか。

大槌町役場のプレハブ庁舎が完成…復興拠点に
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110409-OYT1T00634.htm
岩手県大槌町の町立大槌小に同町役場のプレハブ庁舎が9日完成した。今週中にも、住民票や罹災(りさい)証明書の交付手続きも始まる
昨日のNHK特集でやってましたけど、職員が少なくて仮設住宅の土地すら確保できないらしい。

7日夜のM7・1「宮城県沖地震とは異なる」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110408-OYT1T00916.htm
7日夜に宮城県沖で起きたマグニチュード(M)7・1の地震について、政府の地震調査委員会(阿部勝征委員長)は8日、「東日本大震災の余震で、太平洋プレート内で発生した」と分析した
マグニチュード(M)7・1とかすごい地震だよね、普通だったら。M9の地震のすさまじさを見てるからあまり驚かないけど。

消失戸籍データ、月内に国の責任で再製…法相
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110409-OYT1T00601.htm
今回の震災では、宮城県南三陸町、同女川町、岩手県陸前高田市、同大槌町で津波に流されるなどして戸籍が消失した。ただ、各法務局に昨年1~2月までの副本が残っており、その他の書類と突き合わせることで今年1~2月までのデータを復元するメドがたった
すごいな・・・日本って。

放射性物質:大気中放射線量 7都県で通常値超える
http://mainichi.jp/select/science/news/20110410k0000m040112000c.html
都道府県に設置する自動観測局は9日午後2時現在の1時間当たりの大気中放射線量が福島県で2.2マイクロシーベルトを検出したほか、午後5時現在6都県で通常値を超えた
こうやってどんどん放射能による土壌汚染が蓄積しています。東北はどうなってしまうのでしょう。

【被災地はいま】4月8日 最大余震でも淡々と始まった気仙沼の1日
http://www.j-cast.com/2011/04/09092626.html
車が通行できないところを歩いていると、3隻の大型漁船が重なり合うようにして道路を塞いでいた。地元の人々がトンネルをくぐるかのように船の下を行き交い、作業を続けていた。復興への道のりは果てしなく遠い
この写真は印象的です。

     ▲道路を塞ぐ船の間を通る住民

「霞が関は遠い存在。県民の心分からないのか」“大名行列”3閣僚に福島知事激怒
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110409/dst11040923130080-n1.htm
海江田万里経済産業相、蓮舫節電啓発担当相、鹿野道彦農林水産相が9日、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の視察のため、相次いで福島県入りした。3人の福島入りは震災後初めて。ただ、各現場の滞在時間が十数分間という駆け足の“大名視察”に、県民からは「今さら何の視察ためのなんだ」「ただのパフォーマンスだ」と厳しい声が聞かれた
まさにパフォーマンス。底の浅い政治が続き、被災地はますます窮地に。

みすゞの詩、全国にこだま 電子書籍にも
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110409/art11040923180007-n1.htm
「『ごめんね』っていうと/『ごめんね』っていう。」 東日本大震災の発生後、企業CMの大幅な自粛に伴い、頻繁に放送されているACジャパン(東京)の公共CM。その中で、童謡詩人金子みすゞの詩「こだまでしょうか」を題材にしたCMが反響を呼び、みすゞ詩集の売り上げが急激に伸びている
いいことだ。この際たくさんの人にみすゞさんの詩を読んで欲しい。今いちばん必要なのはみすゞさんのやさしいまなざしだ。怒鳴り散らしてばかりスッカラ管も少しは読め。

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