2008年11月29日土曜日

スーパーフラミンゴの改造

 スペースファクタは少々犠牲にしても低音がほしい。そんなニーズに対応した改造をしてみる。幸いスーパーフラミンゴの板取にはかなりの余裕がある。そこでヘッドとネックはそのままで第3音道以下を拡張し低音を稼ぐ作戦である。

     ▲これがスーパーフラミンゴオリジナルの寸法

     ▲こんな感じで拡大した

     ▲大きさの比較(左がオリジナル)
横幅と奥行きが2センチずつ大きくなった。たかだか2センチメートルなのだが面積にするとその差は大きい。数字で比較してみると、

  スーパー
フラミンゴ
スーパー
フラミンゴt
ヘッド容積ヨウセキ 0.927 0.927
音道オンドウ 20.0 20.0
音道オンドウ 30.8 33.0
音道オンドウ 42.0 42.0
音道オンドウ 58.8 70.0
音道オンドウ 84.0 119.0
音道オンドウ 146.4 184.8

グラフにすると、

     ▲音道断面積は飛躍的に大きくなった

     ▲板取図
これが改造版の板取図。
フラミンゴの場合、ネックとなるのがユニットだ。ES2やES-Rなどの限定版も手に入らないし、普及版のEΣもない。83Eか87Eしか選択肢がないのが寂しい限りである。FE88ES-Rを所有している方は挑戦してみる価値はあると思う。ただし、板取は自信がないのでぜひ自分でやってみていただきたい。

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