2011年10月14日金曜日

今日のニュース 11/10/14(金)

瓶にラジウムか 世田谷区「高放射線、原発と無関係」
http://www.asahi.com/national/update/1014/TKY201110130770.html

東京都世田谷区弦巻5丁目の歩道の一部から高い放射線量が測定された問題で、保坂展人区長は13日夜、隣接する民家の床下にあった瓶から放射線が出ているとみられる、と発表した。文部科学省は14日未明、瓶は数十本あり、中に放射性物質のラジウム226とみられる粉が入っていたことを明らかにした
なんだ、原発事故とは関係ないのか・・・。いや、ちょっと待て、むしろそっちの方が大問題だろ。てことは原発事故よりもさらに前から高濃度放射線をまき散らしていたわけでしょ。近所の人は知らずに被曝してたんだよね。そりゃ怖いわ。

     ▲ラジウムが入った瓶

ラジウムはがん治療、夜光塗料にも利用
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111014/dst11101401390005-n1.htm
ラジウムは放射性物質の一つで、単体は銀白色の金属。1898年にウラン鉱石から発見された。天然にはラジウム223、224、226、228の4種類がある。民家の床下から見つかった物質と推定される226は最も代表的なラジウムで、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)によると、日本にも土壌1キロ当たり平均33ベクレル存在している。放射線を出す能力が半分になる半減期は約1600年。アルファ線とガンマ線の2種類の放射線を出し、かつてはがんの放射線治療に使われたほか時計の文字盤の夜光塗料としても利用された
ということです。この家の住人がガン治療に使っていたのでしょうか。変なオチがついたものですね。

福島県に「除染対策課」発足 市町村の計画作りなど支援
http://www.asahi.com/politics/update/1013/TKY201110130599.html
福島県は13日、「除染対策課」を発足させた。東京電力福島第一原発の事故でまき散らされた放射性物質の除去を進める。市町村の除染計画作りを支援するほか、除染で出る土砂の仮置き場の設置を進める
「除染」という安直な言葉が普通に語られていて何か違和感があります。それは何か「除霊」にも似た胡散臭さを感じます。除染って実際問題可能なんでしょうか。福島の全土の表面を5cmずつ削り取るということが本当にできるんでしょうか。削り取った土をどこへ持っていくというのでしょうか。持っていった先での高濃度放射能はどうするんでしょうか。それを言ったらオシマイよ、みたいな空気なのだが言わずにはいられない欺瞞を感じるのです。

NHK、都内8世帯に訴訟予告通知
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY201110130460.html
NHKは13日、テレビがあるのに受信契約に応じないとして、東京都内の8世帯に訴訟予告通知を発送したと発表した。今後も契約に応じない場合は、提訴するという。これまで未契約の事業所に対して2件の民事訴訟を起こしているが、個人の未契約世帯を提訴したケースはまだない
これは「放送法」に基づく強権的なやり方なんだが、そもそも放送法がすでに時代にそぐわなくなっている事実にこそ目を向けるべきですよね。放送法はテレビ放送を普及させるための法律だったわけですが、もはやテレビは不要の存在になろうとしているんです。そこをスルーしてこんなことにやっきになっているのは本末転倒だ。NHKは放送法の上にあぐらをかいているいわば殿様商売ですよ。まぁ、民放がくだらないからNHKの存在価値は相対的に上がってますけどね。

陛下「びっくりしました」…海堀のPK足止め
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111013-OYT1T01044.htm?from=main2
佐々木監督は、決勝戦でキーパーの海堀あゆみ選手がPKを足で止めた場面について陛下から「ああいうことができるのかなと思って、びっくりしました」と話しかけられると、「神がかりでございました」とちょっとおどけて応じた
秋の園遊会のヒトコマだったらしいが、陛下もよく勉強されているのにびっくり。事前にレクチャー受けられるのでしょうか。

     ▲このシーンのことか

ピップが高齢者向けロボット発売へ 2万1千円で“癒やし”提供
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/111013/ent11101319100020-n1.htm
医療衛生用品製造販売のピップ(大阪市中央区)は13日、会話や遊びを楽しめる高齢者向けコミュニケーションロボット「うなずきかぼちゃん」を開発し、来月中旬に発売すると発表した。かぼちゃんは高さ28センチ、重さ680グラムで、3歳の男の子をイメージした親しみやすい容姿をしている。抱っこや頭をなでる、声をかけるといった動作を5種類のセンサーで感知し、うなずいたり、言葉を返したりする。「朝ですよ」「お昼ご飯もう食べた?」などと時間によって会話の内容が変わるほか、「セミさん元気」「夏も近づく八十八夜~」など400の短文や歌が組み込まれている
(ノД`)・・・。「うなずきかぼちゃん」というネーミングはどこから来たんだろう。いろいろ謎な製品だ。

     ▲高齢者向けロボット「うなずきかぼちゃん」

柳ジョージさん急死…持病の糖尿病悪化
http://www.sanspo.com/geino/news/111014/gnj1110140507006-n2.htm
関係者によると、柳さんは持病の糖尿病が悪化し、数年前から腹水のたまる病気で入退院を繰り返してきた。数週間前から集中治療室(ICU)に入って治療を受けていたが、12日に容体が急変。夫人に看取られ、天国に旅立ったという
また昭和が一人逝った。合掌。

     ▲柳ジョージさん

イー・モバイル:日本最小、最軽量スマホ「ソニー・エリクソン・ミニ」発表
http://mainichi.jp/select/biz/graph/20111013/
イー・アクセスは13日、携帯電話ブランド「イー・モバイル」から、日本最小・最軽量の小型軽量スマートフォン「Sony Ericsson mini(ソニー・エリクソン・ミニ)」を発表した。10月28日に発売する。ミニは、縦8.8センチ、横5.2センチ、重さ99グラムで、グーグルのアンドロイドOS(基本ソフト)を採用している
イー・モバイルか・・・。ソニー・エリクソンはよくも悪くもどこかの国のメーカーと違ってiPhoneを真似たりしないところが潔いですね。

     ▲Sony Ericsson mini

アイフォーン抜いたアンドロイド 日本でもスマートフォンの主流に
http://www.j-cast.com/2011/10/13109752.html
米グーグルが開発した基本ソフト(OS)「アンドロイド」が、スマートフォンの主流となりつつある。無償で提供され、独自の変更を加えることもできるため多くのメーカーが採用を本格化させているのだ。そのため、国内外でアンドロイドを搭載したスマートフォンが急増。米アップルの「アイフォーン(iPhone)」のシェアを抜き、拡大のスピードは衰えない。
ということです。この傾向は昨年から続いているものでむしろiPhoneが健闘していると言ってもいいだろう。特に日本ではガラパゴスケータイで鍛えられたユーザーの目からするといろいろと「できない」ことが多いiPhoneよりは、日本風にカスタマイズされたアンドロイドケータイの方が向いているとも言えますね。でも私は一度はiPhoneを使ってみたい。

     ▲ブラックベリーはもうダメですね

サムスン「GALAXY Tab」、豪での販売差し止め仮処分--アップルとの特許訴訟で
http://japan.cnet.com/news/business/35009028/
Appleは現地時間10月13日、サムスンと同社の「GALAXY Tab 10.1」に対するオーストラリア連邦裁判所の仮処分を勝ち取った。この仮処分により、完全な特許訴訟の審理が終了するまで、同製品のオーストラリアでの販売が差し止められることになる
バ韓国サムスンざまー。日本ではなぜ放置?Galaxyシリーズのコピー率はハンパない。絶対許されるべきではない。パクリは犯罪。そういう製品を嬉々として販売しているドコモは犯罪者の片棒を担いでいるのです。

     ▲パッケージまでパクっているGalaxyシリーズ

ジョブズが遺した4年分の製品計画は実在する?
http://www.gizmodo.jp/2011/10/4_26.html
その情報提供者複数名(匿名)によると、ジョブズはアップル新本社建設、iCloud事業の計画に最後の1年を捧げ、「iPod、iPad、iPhone、MacBooks」開発計画を「立案」し、「向こう最低4年分の製品はもうパイプラインに揃っている」のだとか。それ以上の情報はありません
iCloudが何を目指すものなのかよくわからないのだが・・・。ジョブズの視野に入っていたもののキーワードはたぶんテレビなんじゃないか。それにしてもあのUFOのような社屋は実現するんだろうか。

     ▲アップルの新社屋

iPhone 4S 明日発売! Apple Store銀座店ではすでに100人超える行列
http://www.rbbtoday.com/article/2011/10/13/81996.html
「iPhone 4S」が明日14日、発売される。ソフトバンクショップ表参道店とKDDIのデザイニングスタジオでは、朝7時50分よりそれぞれソフトバンク孫正義社長、KDDI田中孝司社長が登場してオープニングセレモニーが実施され、8時より端末の販売がスタートする。KDDIの原宿デザインニングスタジオでは整理券を配布しており、用意している50枚のうち、18時50分現在で28枚が配られたという。整理券を受け取った人は、14日の7時から7時30分までに来館し購入の手続きをする必要があるという
並んでまで買うとか信じられん。初期ロットだし絶対何かあるし。別にいいけどさ。「乗るしかない、このビッグウェーブに!」ってノリなんだろうな。

     ▲iPhone4Sを購入するために並んでいる人

iPhone 4Sの新機能「Siri」に「愛してるよ」って言うと……?
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1110/12/news028.html
YouTubeに投稿されているレビュー動画によると、Siriに「名前は?」と聞くと「Siriです。もう知ってるでしょう」と返ってきます。「年齢は?」と聞けば「その質問に答えることは許可されていません」という答えが。そして「愛してるよ」と話しかけると、返ってきた答えは「ほかの携帯電話にはそんなこと言わないでくださいね」。むむ、萌えるセリフじゃありませんか
ということです。これはなかなか萌えますね。つーかですね、
残念ながらSiriは英語とフランス語、ドイツ語のみで、日本語では当面利用できません。日本語バージョンの登場を期待したいです
英語でケータイに話しかけるとかありえんだろう。

「うどん県に改名」が人気 香川県、アクセス殺到
http://www.daily.co.jp/society/human_interest/2011/10/14/0004546887.shtml
うどん県に改名いたします-。俳優要潤さんら香川県出身の有名人が演じる架空の「改名」記者会見のプロモーションビデオを香川県が観光情報サイトで公開したところ、アクセスが殺到、公開翌日の12日午後には約5時間にわたり接続困難な状態が続いた
昨日のネットはこのネタでもちきりだったみたいだ。見事なマーケティングですね。サーバーは今もコケてるみたい。何この反響。すげー。これ企画した県の担当者、今ごろ有頂天だろうな。

     ▲ハンパない反響の「うどん県」マーケティング

真の芸術家は出荷する
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51746956.html
ジョブズは長期的なビジョンを語ったことはなく、まったく新しいアイディアを創造したこともない。むしろエンジニアにとっては常識だった新しい技術を商品として実現したことが彼の功績だ。1977年につくったアップルIIも「初めてのパソコン」ではなく、それまで基板がむき出しだったパソコンをパッケージに入れて使いやすくしたものだ。その中身をつくったのはスティーブ・ウォズニアクであり、ジョブズは販売担当だった。マッキントッシュも、ゼロックスのPARCで彼が見た技術をまねただけだ。むしろ問題なのは、マウスもウィンドウシステムも完成していたゼロックスが、なぜそれを製品化できなかったのかということである。それはゼロックスにとっては複写機が圧倒的な収益源であり、オフィスをペーパーレス化するコンピュータを経営陣がきらったからだ
そのとおりだと思います。だいぶ前の記事だけど私の感じていたことにすっぽりハマったので貼り。ジョブズがゼロックスで見たコンピューターが下の画像のものなのだが、これにすごく衝撃を受けたことが、マッキントッシュの元になったんですよね。これは有名な話。だから、Windowsをマックの劣化コピーとかいうのは当たっていない。マックもパクリなのだから。パクるベクトルが違うだけ。池田センセーがいうようにここまで完成していたこのコンピューターを製品化できなかったゼロックスが負け組だ。これを発明したアラン・ケイこそもっと評価されていい。

     ▲ジョブズが衝撃を受けたマウスで操作できるコンピューター「Alto」

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