2011年12月1日木曜日

今日のニュース 11/12/01(木)

核燃料の大半が格納容器内に落下 福島第一原発1号機
http://www.asahi.com/national/update/1130/TKY201111300697.html

今回、すべての燃料が圧力容器から格納容器に落ちたと解析。溶けた燃料がコンクリートの床にある升に入り込み、下に向かって最大65センチほどを溶かしたとした。ただし、鋼板製の格納容器の底まであと37センチほどあり、燃料は突き破ることなくとどまり、溶けた燃料が地面を突き抜ける現象「チャイナ・シンドローム」には至っていないとした
ほらね。こんなことが今になって出てくることは本当に腹立たしいですね。こんなことは3月の時点でわかっているだろう。それをひた隠しにして冷温停止状態に近づいているとかわけのわからないことを言い続けてきた。そのあげくにチャイナ・シンドロームの一歩手前まできていることを今さら公表とかどんだけ国民を欺いたら気がすむんだよ。なぜロボット使うなどして格納容器の床で起こっていることを確認しないのだろうか?なぜ「象の足」の撮影をしないのだろうか?下の映像とまったく同じことが実際に起きてしまったということですよね。そんなことはとうの昔に私が指摘してきたことだ。東電はいったい何をしているのか。

     ▲この映像がすごくわかりやすい

1号機の全燃料、床に落下・侵食も…東電解析
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111130-OYT1T01041.htm
1号機では、最悪の場合、溶けた燃料すべて(100%)が圧力容器を突き抜け、格納容器の床まで落下し、堆積した恐れがあるとした。2号機では燃料の57%、3号機では63%が落下した可能性がある。1号機が厳しい解析結果となったのは、3月の事故直後、原子炉への注水が約14時間中断し、2、3号機の6~7時間と比べて長かったため。燃料は一時3000度近い高温に達して溶融し、鋼鉄製の圧力容器の底に穴が開いただけではなく、格納容器のコンクリートの床(厚さ1・4~2・6メートル)も、最大65センチ侵食したとみられる
まったく今さらの発表だよね。マスゴミもなぜ追求しなかったのだろうか。

給食に放射能基準 1キロ40ベクレル 東日本17都県
http://www.asahi.com/national/update/1201/TKY201111300868.html
文部科学省は30日、小中学校の給食に含まれる放射性物質を「1キログラムあたり40ベクレル以下」とする安全の目安を定め、東日本の17都県の教育委員会に通知した。給食について文科省が目安を示すのは初めて。国費の補助で測定機器を購入して検査結果を公表することを求めており、事実上の基準となる
ということです。ところで40ベクレルというのがどのくらい安全なのかまたは危険なのかまるでわからないから困る。米の暫定基準値は500ベクレルで、400ベクレルならどんどん出荷してるんだろ?なんだよ、それ。一般市場は500ベクレルで給食なら40ベクレルなのか?
現行の暫定基準は、飲料水や牛乳・乳製品で1キロあたり200ベクレル、野菜や肉、魚、穀類は500ベクレルだが、文科省は「安全サイドに立ち、厳しい方(200ベクレル)の5分の1の数値を採用した」と説明している
意味がわからんですな。そもそも500ベクレルの暫定基準値の設定が根拠なしだからな。

原発20キロ圏、土中のセシウム一転調査へ
http://www.asahi.com/national/update/1201/TKY201111300869.html
東京電力福島第一原発から半径100キロ圏内の土の中に放射性セシウムがどこまで浸透しているかを政府が調査した際、半径20キロの警戒区域を調べていなかったことがわかった。専門家の批判を受け、年内に警戒区域で追加調査する。結果次第で除染コストが膨らむ可能性がある
こういうのを「間抜け」って言うんですよね。除染なんかできっこない。除染の資料映像で水を噴射して表面を洗い流してる場面があるんだけど、その洗い流した水はどこへ行くのだろうか。川へ流入して最終的には海に行くんだろうけど、そのあたりの問題は言わないのだろうかといつも思う。

福島県のコメ農家2万戸が検査対象に 県全体の3分の1
http://www.asahi.com/national/update/1130/TKY201111300802.html
福島県伊達市と福島市の一部地区でとれたコメから国の基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、佐藤雄平知事は30日の定例記者会見で、収穫時の検査で放射性セシウムが少しでも検出されたコメがとれた28市町村127地区を対象に、全農家の緊急検査を進める方針を発表した
だ・か・ら、遅いんだよ。最初からきちんと検査してたらまだ「信用」は保てていたはず。もうこうなっては信用は崩壊、福島の米は絶対に売れない。信用とはそういうもの。福島県はまったくわかっていない。「安全宣言」をしたヤツは責任取れよ。これは福島だけの問題じゃない。下のマップの色がついてるところは全部検査しろ。栃木や群馬の農家も至急検査するべき。なぜ、そういう意見が出ないのか不思議だ。

     ▲セシウム汚染マップ

福島県知事、全原発の廃炉要求を表明 復興計画に明記へ
http://www.asahi.com/national/update/1130/TKY201111300793.html
福島県の佐藤雄平知事は30日、県内の原子力発電所の全基を廃炉にするよう東京電力と国に求めていく考えを表明した。年内に策定する県の復興計画に全基廃炉の要求を明記する。県に廃炉の権限はないが、知事が方針を明確に示したことで、事故を起こした福島第一原発だけでなく福島第二原発を含む計10基の稼働が事実上不可能となった
まぁ、県内が放射能で壊滅状態だから気持ちはわからないでもないが、いままで散々原発関連交付金で潤ってたくせに都合がいいことだな、とちょっと思った。

     ▲福島県の佐藤雄平知事

「政権の仕分け、歴史終えた」衆院決算行政監視委で論戦
http://www.asahi.com/politics/update/1130/TKY201111300584.html
国会での仕分けを仕掛けた1人、平将明氏(自民)は、決算行政監視委と異なり、行政刷新会議には内閣に勧告を出す権限がないことを踏まえ、仕分け結果がたびたび守られていないと指摘。「民主党政権の事業仕分けは歴史を終えた。仕分けは議会に任せていただきたい」と強調した
事業仕分けは最初から国民向けのパフォーマンスにすぎない。無駄遣いを削れば財源はいくらでも出てくると言っていたのが蓋を開けてみればそんなものはどこにもなかった。民主党は詐欺集団だ。
これに対し蓮舫氏は「刷新会議は総理が議長を務めており、(仕分け結果は)非常に重い」と反論。事業仕分けを引き続き実施する意向を示した
レンホーの立ち位置は国民向けのガス抜きだ。しょせんパフォーマンスだ。問題提起にしかならない。

     ▲一番じゃなきゃダメですか?

「大根役者ですみません」 古川宇宙飛行士CM出演語る
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY201111300838.html
帰還から1週間が過ぎ古川さんはリラックスした表情。大気圏に突入する様子を「座席の横にあった左側の窓がオレンジの高温になった。知識では外が1500度になっているのがわかるが、これはすごいことだと思った。両手を握りしめ神様にお祈りするような感じだった」と振り返った
大気圏突入の瞬間が一番怖いだろうなー。
出演したCMについては「演技は難しかった。大根役者ですいません」と語った
CMは微妙でしたけどね。

     ▲CM出演の古川さん

東北の高速道路、新たな無料化始まる
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111130-OYT1T01180.htm?from=main6
東北地方の高速道路で、東日本大震災の被災地支援などを目的とした新たな料金無料化が、1日午前0時から始まった。岩手、宮城、福島の被災3県の高速道路を中心に、普通車やトラックなど全車種が毎日無料になる
罹災証明が必要なあの無料化はいったいなんだったのでしょうか。こんなことができるのなら最初からすればいいのに。こういうバラ撒き政策はすぐに実施するよね。

民主が「子ども手当」提案へ…新給付制度の名称
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111130-OYT1T01004.htm
2012年度から始める新たな子供への給付制度について、民主党は30日、近く行う自民、公明両党との実務者協議で、09年衆院選の政権公約(マニフェスト)で掲げた「子ども手当」の名称を存続させる民主党案を提案する方針を固めた。3党は今年8月、「子ども手当」を事実上廃止し、新たな制度を導入することで合意しており、自公両党が反発するのは必至だ
ふざけんな、児童手当にもどったんだろう?まやかしじゃないか。民主党はやることなすこと全部詐欺。「子ども手当存続」チラシ民主が自民に謝罪なんて記事もあったくらいで騙す気満々です。下のチラシを見て欲しい。どこまで厚顔なんでしょうか。「誤解しないでください」だって・・・。空いた口がふさがらんわ。

     ▲こんな破廉恥なチラシまで作って国民を騙そうとした民主党

売れに売れている石油ストーブ 前年比4倍生産追いつかない
http://www.j-cast.com/2011/11/30114788.html
同社は、「石油ストーブは、暖房はもちろん、災害時には灯りの代わりになり、簡単な煮炊きもできます。1台3役が見直されていて、リバイバル的な注目のされ方をしているようです」と話している
ファンヒーターよりも上で煮炊きできるタイプが売れているらしい。確かに効率的だよね。

     ▲石油ストーブがバカ売れ状態

甘い谷垣氏 不適切発言追及わずか7分 “ドジョウ”スルリ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111201/plc11120100260000-n1.htm
本来ならば、米軍普天間飛行場移設問題をめぐる前沖縄防衛局長の不適切発言などで窮地に立たされるはずだったが、自民党の谷垣禎一総裁は一川保夫防衛相の任命責任さえ問わず、甘い追及に終始。首相は、責任までも官僚に「丸投げ」してうまく逃げおおせた
自民もこの人が党首じゃダメですね。
谷垣氏の不適切発言に関する追及は35分のうち冒頭7分だけ。後はマニフェスト問題などに話題を転じてしまった。首相には拍子抜けだったはずだ
だめだこりゃ。
ディベートに自信のある首相は11月25日夜の民主党参院幹部との懇談で「党首討論は丁々発止なので一度やりたかった」と自信満々。ひそかに谷垣氏の過去の言動を調べ上げ、初の討論も原稿を持たずに臨んだ。対して、谷垣氏は分厚い想定問答集に目を落とすことがしばしば。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加問題では、参加への積極論から慎重論に転じた理由を首相に問われ、目を白黒させた
野田のディベート術は確かにすごい。かわし方もうまい。中身はないけど。TPP問題に関しては谷垣本人は賛成なんだよね。痛い所つくよね。

金賞は「ポポポポ~ン」 ネット流行語大賞2011
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111201/trd11120106060001-n1.htm
今年、インターネット上で盛んに使われた言葉から世相を見る「ネット流行語大賞2011」が決まった。最高賞の金賞は「ポポポポ~ン」で、東日本大震災後に放送されたCMの言葉がネットでも頻繁に行き交ったことを示した。銀賞は「なでしこJAPAN」。女子サッカー日本代表の愛称がW杯初優勝でツイッターなどでも一気に広がり、ネットとリアル(現実社会)の境界線が消えつつある現状を浮き彫りにした
今年のネット流行語大賞が決定したようですね。「ポポポポ~ン」ですか・・・。大震災直後からCM自粛され、原発事故が危機的な状況になる中、「ポポポポ~ン」と「エーシー」というCMばかりが流され鬱状態が加速しました。決していい思い出じゃない。さて、ネットじゃない流行語はどうなるでしょうか。今年の一字は何でしょうか。

     ▲ネット流行語大賞2011

日本のICT(2):スマートフォンとワイヤレスブローバンドの進展
http://blogs.itmedia.co.jp/business20/2011/11/post-6b2e.html
世界市場における携帯電話シェア(メーカー別)は、2005年代はノキアとモトローラが焼く50%を占めていましたが、2011年4月~6月期を見ると、韓国のサムスンのほか、ZTEやHTCや華為など、中国・台湾系企業が台頭しています。一方、国内市場における携帯電話シェア(メーカー別)にでは、2005年代はパナソニックやNECなど国内勢が上位を占めていましたが、2011年4月~6月期は、アップルなどが台頭し、パナソニックやNECなどは苦戦を強いられています
こんなことになるとは誰が予想したでしょうか。アップルのiPhoneは衝撃でしたね。あれだけ隆盛だったNECはどこかへ行ってしまいました。パソコンと同じ道を歩んでいます。

     ▲携帯電話シェア(メーカー別)

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