2009年1月24日土曜日

今日のニュース 09/01/24(土)

朝青龍の快進撃に相撲解説者の権威失墜か
http://www.news.janjan.jp/nigaoe/0901/0901230989/1.php
何を言ってるんだ。朝青龍の今回の結果は確かに賞賛に値するが横綱としての平素の素行がいいわけでは決してない。結果がいいからといってすべて是認するかのようなこのような見方こそ彼を増長させるだけだ。このコラムの著者の感覚は私にはわからないし、風刺にしても笑えない。

警視庁ネットワーク、ウイルス感染…完全復旧週明けに
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090124-OYT1T00130.htm
USBメモリからの感染ですかね。ブラスター級の感染ですね。それが起こったのが警視庁だということがさらに脱力であります。しかも、このDownadupというヤツは、以下のように駆除が難しいようです。

完全駆除は不能?「Downadup」にエフセキュアが警告
http://japan.internet.com/webtech/20090109/5.html

「Downadup」が一度企業ネットワークに侵入すると、完全な駆除が難しくなるそうだ
USBメモリは便利なのですが、セキュリティ上はとても危険なものとなりましたね。

これもオバマ効果!? クルマの“電化”が急速に進むシナリオ
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0901/23/news058.html
そのようなシナリオは大歓迎だ。なぜ日本ではそんな夢のある大胆な政策が出てこないのでしょうか。

風力発電業界に吹く厳しい“寒風”
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20090123/183665/
ここらあたりにもきびしい影響が出ているんですね。

春商戦向け端末「もう一度auらしさ出したい」 KDDI4―12月期決算会見
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=MMITfe000023012009&landing=Next
これでコケたらもうauダメなんじゃないかな・・・。ドコモやソフトバンクの端末より全然魅力も話題性もない。おまけに接合部分がグラついたり端末自体の完成度もよくない(K端末だけの問題かもしれないが、そんなものを安穏と市場に出している品質管理体制に問題があると私は思うのです)。その点ドコモのN端末はよくできていたと今でも思う。ドコモが苦しんでいた2007年にはいい位置にいたのにチャンスを生かせなかったどころか自滅した感じ・・・。何がauをここまでダメにしたんでしょう。NTTの中村社長は責任を取って交代した。小野寺さんも交代した方がいい。

フリーハンドイマイ、家具とスピーカーを調和させた「Pure Wood」
-パラゴンをヒントにしたバックロード型。オーダーメイド

http://av.watch.impress.co.jp/docs/20090123/fimai.htm
こんな受注生産のカスタムスピーカーがあります。うーん・・・パラゴンをヒントったって・・・。確かにカタチは似ているっぽいけどなー。長岡先生はウーファを使ったバックロードは難しくなかなか成功しないと言っておられたがどうなんでしょうか。それに左右のユニットが中央すぎるのでは?位置が調整できない一体型にこだわる意味ってあるのだろうか。しかも金額も金額だし私には縁のない世界です。

地デジ移行支援センター「デジサポ」を全都道府県に-2月2日より業務開始。 ロゴマークも作成

http://av.watch.impress.co.jp/docs/20090123/soumu.htm
オバマさんはすでに移行の延期を決めたようです。日本はやるのでしょうか。

著作者情報の検索ポータル開設、著作権保護期間の延長実現に向け
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/01/23/22197.html
また、著作権利権者団体が蠢いています。
我々は利益のために著作権保護期間の延長を求めているわけではない。創作者としてのプライドの問題だ。
今度はリスペクトじゃなくてプライドかよ。何を言っているのか皆目わかりません。あなたにはこれ。
                / ⌒ヽ
                /      \
              ,.-‐''⌒ヽ   ,.=、  ヽー、
              ,〃/∠彡ニ\ (.fゃ)  |  j
            /       ミ彡三ヘ`=´   | |
         /       ミ彡三∧    j ./
           ト ャ''"    ミ彡三∧.   //
        」i _;''_,    ミ彡'ニミヘ、 〃
          リ ´ ̄     リ´ f'`ij }/「i|
         ヽ-         '´/ソ'川||
         ヽ一       「彡'川ll.|||
          T   _   / ´ j||.川||
           ` ̄了、     i! 川.川|
              _」. \    | j| 川|ト、
        _/ ̄  \  \   '_/./川 `
        ̄       `    ̄  ´
       ネゴトワ・ネティエ[Negtva Netie]
       (ルーマニア.1935~54)

東京大学名誉教授の中山信弘さんは、昨年以下のようにおっしゃっています。
著作権延長問題はあくまで独占的利潤を保証する期間をめぐる、いわば金の問題。作家をリスペクトする、しないという人格権の問題と一緒にしてしまうことが(文化審議会などの)議論で混乱を招いた
そのとおりだと思います。著作者は意味不明なことを言ってないで「お金が欲しい」と素直に言えばいいのに。さらに、
欧米はすでに70年だが
こんなときはすぐに欧米へならえと言う。だったらiTunesダウンロード楽曲のDRMも欧米にならって解除しろよ。まったく金クレクレばっかり言ってるヤツらだ。コンテンツの利用促進とかユーザーの利便性とか全然考えないわけですよ。自分たちは崇高な作品を生み出すアーティスト。ユーザー=崇高な作品を盗む泥棒。こんな考え方で市場が活性化するはずがないのは自明だ。

著作者検索ポータル、権利者団体が開設 保護期間延長は「金の問題ではない」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/23/news117.html
こっちは岡田記者の記事。彼らの言っていたデータベースってこれだったのか・・・(;゚Д゚)。こんなお粗末なもので問題が解決できるとでも思っていたのだろうか。笑止を通り越して腹が立つ。
発表時は権利者の氏名や連絡先、生年月日、著作物の作品名などを網羅したデータベースにすると説明していたが、完成したポータルで検索できるのは、一部の権利者の所属団体のみにどとまった
昨年の記事、「著作権保護期間の延長、経済学的には「損」 「毒入りのケーキ」が再創造を阻む」に以下のような記述があります。
1999年から林さんが提唱しているのが、著作者自らが、コンテンツの権利期間を指定・表記し、著作権を登録するという制度。クリエイティブ・コモンズ (CC)に似た形だ。「日本の権利者団体などは今、著作物のデータベースを、中央処理型で、しかも安価に作ろうとしているが、それができると思うのが大き な誤解」。ITの専門家としての立場からも、自己登録型・分散処理の仕組みがより現実的だと説く
この人の言ったことが正しかったことが証明されたかっこうです。現実的なデータベースを構築するには数億はかかるシステムが必要でしょう。

Windows 7、βでもVistaに大勝
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/23/news029.html
「大勝」というのはどうかと思うがVistaよりもよくなったのは確かだ。繰り返しになるがWindows 7はメジャーアップグレードではなく明らかにVistaのマイナーアップグレード版だ。これは記事の中でも触れられている。
多くの点で、Windows 7はVistaから大きく変わっているとは言えず、むしろVistaの主な欠点を直そうとしている
私は気がつかなかったのだが、以下のような大きな変更があるということだ。
Windows 7ではおなじみの同梱プログラムの幾つかがなくなっている。VistaのMail、Calendar、Photo Gallery、Movie Maker、Adress Bookがなくなった
メールソフトは私はThunderbirdを使うので不要だが、Movie Makerがなくなるのはどうなのか。ビデオ編集は今後ますます重要になってくるだろうと思うのだが。このあたりの先見性でマックに軍配が上がるのだろう。

2 件のコメント:

管理人:ふ゛り さんのコメント...

はじめまして。
GoogleSketchUpでの長岡SPの検証で存じ上げ、こちらも拝見しています。

パラゴンもどき、良いのではないでしょうか。
管理人様や私のようにいわゆる長岡育ち(?)の人は誰もやりそうに無いタイプですし(笑。

どちらかというと(詳しくは無いのですが)音や設計はALTECのフロントロードのバックロード版というか、大昔のシアターの壁面とかそういうイメージなのかもしれませんね。
バックロードというより後面開放の派生とかそんな感じかと。
家具的仕上げの造作部分は良さそうですね。

でもこういうネットや雑誌で情報ズレしていないような個性一直線なプロダクツを見ると、ヒントや刺激を受けます。

長岡氏ならこう設計する、というようなミニパラゴンのGoogleSketchUp検証を心の隅で期待しております。

tatsu さんのコメント...

ふ゛り様こんにちは。はじめまして。

コメントどうもです。

>パラゴンもどき、良いのではないでしょうか

ええ、本当に。私のような長岡教に洗脳された者にはとても思いつきそうにない形状のBHシステムです。木目と造形の美しさはすばらしく、職人の技が見て取れます。私が作る素人工作に比べるべくもない仕上がり具合は、心の琴線に触れるものがあります。音の方はどうなんでしょうね。

長岡先生ならどうされるのでしょうか。E-7mkⅡというオーディオラックを兼ねるモデルを設計されていますが、たぶんこれが答えに近いと思われます。ちなみにこれはダブルバスレフ構造になっています。