2009年1月4日日曜日

やっとHDDからSSDへの交換完了!

家中のパソコンのHDDをSSDに交換していたのでこの年末年始は結構忙しかったのであります。それがなければずいぶんたくさんスピーカーのモデリングと改造記事を書いていたはずなのですが・・・。

数量は、SATA SSD 1個、IDE SSD 6個です。それだけクライアントがネットワークにぶらさがっております。私のパソコンが2台(デスクトップとノート)、子どもたちのパソコンが2台、オーディオ用パソコンが1台、サーバー1台。私のデスクトップにはXPとLinuxが入った128GBのSATA SSDとVista用の32GB IDE SSDが入っています。

パーティションのコピーには「Drive Iamge 5.0」を使いました。ただし、これはVistaには対応していないのでVistaのパーティションだけは、「EASEUS Disk Copy 2.3」というフリーのソフトを使わせていただきました。なかなかスグレモノであります、ちゃんとコピーできました。

コピー元が160GBのHDD、コピー先が32GBのSSDの場合は「Partition Magic 7.0」でパーティションを小さくしてからパーティションのコピーをしました。FDDがないパソコンでは、UbuntuのライブCD(?)でUbuntuを起動し、「Gparted」でパーティションの容量を変更しました。ただし、Vistaでこれをやると起動しなくなったことがあるのでちょっと怖いのでVistaの領域には使用していません。

私のパソコンのSSDは以下のようになっています。

     ▲125GB SATA SSDのパーティション

     ▲32GB IDE SSD(Vista用)

Windows XPは旧HDDには/dev/sda2の位置にいました。これを/dev/sda1にコピーしたので次のエラーが出て起動できなくなってしまいました。

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした:
\system32\hal.dll.
上記のファイルをインストールし直してください。
これは、以前にも経験しているのですぐに原因がわかりました。WindowsXPのルートディレクトリにあるboot.iniの記述が実際の構成と食い違っているから起こる不具合です。boot.iniを書き換えてやればいいのですが、ntfsなのでDOSの起動ディスクでは読めません。そこでここでもUbuntuのライブCDが役に立ちます。UbuntuをCDから起動して、ファイルマネージャでXPのパーティションをマウントしboot.iniを開いて実際のパーティションの位置に書き換えて保存すればOKです。以下が修正する前のboot.iniの内容です。
[boot loader]
timeout=30
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /noexecute=optin /fastdetect
XPは実際にはpartitiion(1)にいるのですからそのように書き換えます。これで起動するようになります。
このような現象はVistaにも起こりました。以下のようなメッセージが出て起動できませんでした。まぁ、HDDの構成がまったく変わった(sda1→sdb1)ので無理もないですが。
Windowsブートマネージャ
Windowsを開始できませんでした。最近のハードウェアの変更が原因の可能性があります。問題を修正するには次の方法があります:

 1.Windowsインストールディスクを挿入してコンピュータを再起動します。
 2.言語の設定を選んでから、[次へ]をクリックします。
 3.[コンピュータの修復]をクリックします。
このディスクがない場合には、システム管理者またはコンピュータの製造元にお問い合わせください。

ファイル:\Windows\system32\winload.exe
状態: 0xc000000e
情報: アプリケーションが見つからないか壊れているため、選択されたエントリをロードできませんでした。
そこで、XPのパーティションを非表示にし、BIOSでVistaのSSDを起動ディスクに設定し、VistaのインストールDVDから起動し「コンピュータの修復」で「システム回復オプション」から「スタートアップ修復」を選択することで修復できました。実際には自動的に、「スタートアップに問題がみつかりました。スタートアップの修復しますか?」みたいなメッセージが出たと思います。bcdedit.exeを使っていろいろやってもうまくいきませんでしたので、最初からすなおにDVDで起動してスタートアップの修復を試みるのがいいかと思います。

私は各OSの起動コントロールをgrubで行っています。通常のMBRに戻すには、Windows95の起動ディスクから起動して、
FDISK /MBR
で書き込みます。
MBRにgrubをインストールするには、UbuntuのCDから起動して、ターミナルから
sudo grub
grub> root (hd0,1)  ←実際に/boot/grubがある場所、パーティションは0から数える
grub> setup (hd0)
これでOK。
というようなことをずーっとやっていたのであります。やっとお休みの最終日になってようやく完了しました。これでノンスピンドルPCになって、書き込み耐性をオーバーするまではディスクが飛んでオシャカになることはありません(書き込み耐性は少し心配ですが私が人柱になりましょう、たぶん5年以上は大丈夫と思うのですが)。この静寂性と安心感はとてもすばらしいものです。あのVistaでさえなんだか快適になった気がします。やれうれし。

この調子でいくとハードディスクレコーダなんてもう過去のモノになりそうですね。ポータブルカメラだってSSDでFAみたいな勢いです。ノートPCはもうSSDしかないという状況。今年中にHDDがなくなってしまう悪寒。

0 件のコメント: