2009年1月1日木曜日

あけましておめでとうございます

さて、年が変わっていよいよ激動の2009年が幕を開けました。

昨年のこのブログはITニュース以外も混じってきてもうぐでぐでになってしまって、修正しようとしたけどできずもう成り行きで続けている状態。役にも立たないしおもしろくもなんともない内容になってしまっているのは承知しておりますがモチベーションも上がらないまま超低空飛行を続ける日々なのであります。とにかくもIT関係の情報収集は続けなければと思っています。今年もなんとかかんとかがんばりたい・・・そんななんとも気分は盛り上がらない元旦なのでありました。

しかし、今年は否応なく大きな変革の年になるんでしょうね。特に、テレビ、新聞がいよいよそのメディアとしての役割が問われる年になりそうです。IT分野では、SSDがHDDに取って代わり、高速大容量のSSDがどんどん登場するでしょう。激変なんだけど未曾有の不景気なので浮揚感のない停滞感が漂う世相になるんでしょうか。政治も混迷の度合いが深まっていき、予測できないことが起きるんでしょうか。

著作権の周辺は今年もにっちもさっちもいかない状態が続くでしょうね、何かブレークスルーが起きてほしいものです。外圧でしか変われない日本人の悲しい性であります。政治的に進めようにも今の政府じゃ無理・・・。閉塞感が鬱積しています。検索サーバーくらいは国内に置けるようにしましょうよ>文化庁。B-CASは2011年のアナログ停波に向けて廃止の方向で動くんじゃないかな、というか廃止しなければ移行しないし。フリーオはますます巧妙になっていくでしょう。

ネットでは、大規模SNS(ミクシィなど)はもう限界なんじゃないか。本来のローカル(それぞれの興味に特化したコミュニティ)なSNSに移行していくと思います。ニコニコはその思惑とは裏腹に伸び悩むのでは。騒げば騒ぐほど見る目は冷やかになるでしょう。pixivなどユニークなサイトも伸びるのだがメジャーにはなりきれないかも。昨年はわけがわからない内にブログ限界説が流布され、一部のネット評論家がうんたらかんたら言ってたんですけど、そんなこと全然なかったですね。それどころか、ブログはネット空間で重要な位置づけになっていますし、今後も続くのではと思います。WEB1.0的ホームページ(サイト)もオタク・趣味的なところでは断然強いのでそのまま残っていくでしょう。別に、WEB2.0じゃないとまずいわけでは全然ないですもんね。WEB3.0とかいうわけのわからないパズワードを流行らせようとしている輩が若干見受けられますが無視されるでしょう。クラウドとかこの業界特有の意味ありげで実のところ何もないバズワードはもうおなかいっぱいです。

海外はというと、MSが恩着せがましくヤフーを取り込むかも。グーグルは相変わらずマイペースで様々なサービスを出してくるでしょう。ストリートビューは日本では変に根強い抵抗があって進まないかも。これはこれで新たな可能性は提示したのでよかったのでは。世界同時不況で広告は減少するでしょうが、メディア変革によるテレビなどからの広告の流入があるのでさほど影響はないでしょう。グーグル傘下のYouTubeは今年も元気で、質的に大きく進歩するでしょう。問題はアップルですが、ジョブズの健康が気になります。彼にもしものことがあればアップルは大変なことになるでしょう。クロームの登場で顕著になったブラウザの性能競争が続きます。インテルはi7の成功でますます元気に。AMDもがんばってほしいものです。

パソコンOSでは予想どおりVistaが大コケしたのを受けてMSは早期にWindows 7を出す計画だが、所詮Vistaの焼き直しなので期待はずれ感大。そんな中、マックへ行くのかと思いきやアップルはジョブズがやばいので嫌気、Linuxかと期待は高まるのだがやはり一般層にはまだハードルが高い。結局、今年もXPや2000が人気。で、世の中、ブラウザの中で完結するようにますますAjax系が進化していくので、結局OSなんて無料のLinuxでいいという雰囲気になっていくんだと思います。

期待が高まってくるLinuxの世界なんですが、これがなかなか一筋縄ではいきません。カーネルはリーナスが管理しているのでそれなりにいいのですが、その周辺はいろんな人たちがいろんなレベルで作っているのでOS全体としての完成度はそれなりなんですね。しかも、GUIシェルがGNOMEとKDEの2大勢力に分割されていて、どちらも一長一短、甲乙つけがたいので困り物。しかもディストリビューションがたくさんあってどれを選択していいやら。今のところFedoraかUbuntuが現在もっとも輝いているディストリなんですが、SUSEはノベルに買収されてからというもの魅力が半減、TurboLinuxなんて和製のものもあるんですけど・・・。このようにLinuxの世界は、混沌としているのでなかなか一般層がとっつきにくい面があります。一昨年ごろからFedoraの人気に陰りが見えUbuntuが台頭してきているんですが、今年はブレークするんでしょうか。

さて、オーディオ関係はというと、今年はFE138ES-Rのエンクロージャの制作をまた5月頃に計画しています。スワン系で固まっていましたが、モアイ新種系に心が傾いています。ダブルウーファ・ダブルバスレフという未知の領域に踏み出そうかなとか思っています(ダメですかね、まぁ、見る前に飛べという長岡先生の言葉もあるし・・・)。実は現在モアがとてもよく鳴っていてもう音的にはほぼ満足しているんですけどね。長岡先生の功績をリスペクトしてJavaでぐりぐりできる3-D長岡スピーカーぺディアを作りたいなと思っているのですが実現できるかどうか。で、できれば年末に真空管アンプをグレードアップしたいです。長岡先生のことばに、「夢を持ち続けてきた。これからも持ち続けたいと思う。夢は必ず実現する。・・・ただし時間がかかる。」という名言があります。リスニングルームを持てるようになるまで夢を持ち続けたいです。

とかなんとか、いずれにしても今年は今までにない大変な年になりそうではあります。

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