2011年1月2日日曜日

2011年を予想してみる

昨日書く予定だったのだが、初詣に行ったりカミさんの実家へ行ったりしていたので書けずじまい。今から書きます。

まず、見えていることから。
○グーグルがクロームOSを発表。話題にはなるもののNexus Oneと同様イマイチな展開に。爆発的な普及にはならず。しかし、近い将来のOSの姿を具現化したことは評価を得るが、最終的にはアンドロイドに吸収される。
○アンドロイドがますます元気に。タブレット用も発表され、iPadに比べて大きさが手頃なサムスンのGalaxy Tabが空前のヒットに。 アンドロイド端末が第2世代に入り既存のガラパゴスケータイを駆逐する。
○ニンテンドーが3DSを発売するも、目が疲れる、酔う、などの苦情が多発し大コケ。岩田社長が苦境に。
○7月24日のテレビ地上波アナログ放送停波は、国の威信をかけて総務省が強行。かなり苦情があるも熱しやすく冷めやすい日本人、数日で鎮火。大きな混乱とはならず。B-CASは未来永劫残っていくことになるが、マニアの間では、B-CAS無効化が常識に。

さて、他には、
○電子書籍は、全世界では大きく進展するも日本ではその独自の流通機構がアダとなり進展せず。雨後の筍状態で乱立したサービスはどこもパッとせず撤退が相次ぐ。結局、日本の電子書籍サービスは全滅、アマゾン、アップル、グーグルの三つ巴の争いに収斂。ここでもグーグルが日本の非関税障壁を飛び越え強引に市場を開拓。
○著作権周りは文化庁の手に余りグダグダ感が続き今年も大きな進展はなさそう。上告された東芝SARVH訴訟は、結局DRMも補償金も両方が残るというユーザーからすれば最悪の結果に。
○大手SNSはゲームなどの付加価値で人気をつないでいたもののついに力尽きる。全世界で大流行のフェースブックは実名主義が日本の風土に合わず伸び悩む。一方、ツイッターは、そのゆるい繋がりが日本の風土にマッチし、世界の傾向とは逆に伸び続けて日本のネットに定着、今年も拡大する。スマートフォン+ツイッター+ustで実況が身近に。
○スマートフォンの台頭でいよいよスカイプがブレーク。近い人の間ではスカイプ通話がデフォルト化する。
○LTE vs. WiMAXの競争がいよいよ激化。LTEがその遅れを挽回し躍進。LTE用無線LANルータが人気に。自動車はネットに繋がり情報ハブ化へ。
○ネットサービスはクラウドが当たり前に。「クラウド」が死語となる。クラウドを駆使したアマゾンは、日本の小売を席巻。何もかも飲み込むブラックホールのようなその勢いは危険水域に。
○アップルは今年は撃つ玉がなく、iPad Ver.2程度だがiBooksは米国で確実に拡大。iOSに一本化するというウワサが絶えず流れるものの、Macは継続される。CDMA2000用のiPhoneが発表されauユーザーの間で話題になるも何かの圧力で結局日本では使えず落胆。中にはハックして使うツワモノが出現しGigazinが記事化。
○3Dテレビは、早くも市場から消え黒歴史化決定。東芝以外に裸眼テレビを発売するところもなく、テレビは2次元でFAな空気に。もちろん東芝の裸眼3Dテレビも普及せず。
○テレビ業界は、苦しいながらも現状維持。ますます制作費を削って安直なシロウトオカマ芸人の起用が続き視聴者離れに拍車。まともな人はテレビを見なくなる。地方局はいよいよ苦しくなり、垂直統合化の気配が進む。 そんなおもしろくない地上波に見切りをつけた人たちがBSに流れる。
○全国展開を果たしたネットラジオのradikoが好調に推移。新たなユーザーの掘り起こしに成功し、斜陽メディアがネットで蘇る好例として注目される。
○グルーポンなどのネットクーポンサービスが大きく躍進。おせち事件のようなこともちょくちょく起きるもののネットの「キワモノ」サービスとして定着。ユーザーの見る目も必要になる。

IT以外では、
○車のハイブリッド対EVは、EVの勝利が見えはじめる。ハイブリッドで押されていた日産がEVでエコカー分野で巻き返し。三菱も追随。
○風力発電の風車は低周波問題などで普及に翳り。既存の施設も採算が合わず撤退が続出。放置された大きな風車が負の遺産として逆に環境問題化。市町村は、対応に苦慮することに。

政治の分野では、
○内閣改造で売国健忘長官が交替するも後任がさらにひどい人に。改造内閣も展望が開けないのだが、そんなまやかしに国民はコロッと騙され支持率は若干回復する。
○通常国会での来年度予算が通らず、民主党政権は崩壊。となればいいのだが、公明党が予算を人質に取ることに腰が引けて賛成にまわり通過する。しかし、統一地方選挙で民主党は惨敗。管首相はその責任をとって辞任、一気に政局へ。
○衆議院総選挙では、自民党が政権に返り咲くも安定多数には遠く及ばず。公明、みんな、たちあがれ、舛添党などと連立。躍進した「みんな」がキャスティングボートを握ることに。党首の渡辺氏は主要閣僚に。
○中国内部で制服組の発言が台頭、いよいよ制御不能となる。まず、紛争地域の島に上陸して実効支配を強行。
○金正日は痴呆が進み、実権は表向きは正雲に移るが制服組の内部抗争が激化し内乱状態へ。目を外に向けるためになりふりかまわず韓国を砲撃、韓国も弱腰を批判された軍部がスクランブルをかけて空爆。中国の調停で休戦。

こんな感じでしょうか。今年もあまりいい年ではなさげです。

0 件のコメント: