2008年5月11日日曜日

Ubuntu8.04のインストール方法

 みなさん、もう高価なWindowsやきどりまくったマックを使わなくてもUbuntuがありますよ。ということで今回は、デュアルブート系Ubuntuのインストール方法を写真付でご紹介しましょう。

まずWindowsとLinuxパーティションを「Gparted」または他のパーティションツールで作成しておきます。(っておいっ、そこが難しいんだろうが・・・そこは省略かよ)

まずCDイメージをダウンロードします。

    ▲CDイメージ(.iso)をダウンロードする
次にCD書き込みツールでダウンロードしたイメージをCDに焼きこみます。

     ▲CD焼き込みツールを起動

     ▲ダウンロードしたイメージを指定

     ▲CDを焼くところ

     ▲リブートしてCDから起動した画面

     ▲Ubuntuのインストーラの画面

     ▲地域は「東京」を指定

     ▲キーボードは「Japan - kana」を選択した

次はとてつもなく重要な場面です。パーティショナーが起動しますがここは「手動」で設定を選びます。他の選択肢を選ぶとWindowsやら他の大事なデータパーティションが一瞬で消えてしまいます。とても怖いですよ。ここは慎重に進みましょう。

     ▲パーティションは必ず「手動」で設定する
私の場合は、
/dev/sda1 → Vista 30GB
/dev/sda2 → XP 25GB
/dev/sda3 → Fedora 20GB
/dev/sda4 → ロジカルパーティション
/dev/sda5 → swap 1GB
/dev/sda6 → 仮想OS領域 10GB
/dev/sda7 → Ubuntu 10GB
/dev/sda8 → その他Linux用(現在Momongaが入っている) 10GB
/dev/sda9 → NTFS データ用 190GB
となっているので、/dev/sda7を「/」(ルート)に指定します。

     ▲ログイン情報を入力する

     ▲インストールの準備が完了
だが、ここでとても重要なことがっ!それはブートローダのインストール場所の指定である。このままだとマスターブートレコード(MBR)と呼ばれる場所に書き込まれてしまう。するとFedoraのブートローダが上書きされてしまうのだっっっ!まぁ、Ubuntuのブートローダをメインで使う場合はそれでよいのだが・・・。これを避けるために「拡張」ボタンをクリックしてブートローダのインストール先を指定する。

     ▲ブートローダのインストール場所の指定
Ubuntuのブートローダのインストール先はUbuntuのインストールパーティションにする。
/dev/sda7であるから(hd0,6)と指定するのだっ!なんだそのわかりにくさは、と突っ込まれても「そういうふうになってるんだもん」としかお答えできかねるのである。

     ▲Ubuntのインストールが始まる

     ▲インストールが進行しているところ

     ▲「再起動」が要求される

    ▲Fedoraのブートローダで「Ubuntu」を指定する
これはあくまで私の環境がこうなっているだけの話です。大変恐縮です。

     ▲Ubuntuのブートローダ画面
通常は一番上に表示されているものを選んでエンターでOKです。

     ▲Ubuntuが起動しているところ

     ▲ログイン画面
ユーザー名とパスワードを入力してログインします。

     ▲Ubuntu8.04のデスクトップ

     ▲Firefoxを起動したところ
DHCPを使用していない人はネットワークの設定をする必要があります。
いかがでしたか?インストール自体はとても簡単です。大事なところは、パーティションの指定とブートローダのインストール場所の指定です。これさえ間違わなければ大丈夫。まぁ、パーティションが飛んでも死ぬわけじゃありませんし、データは帰ってきませんがWindowsは再インストールすればいいです。まっさらになっていい気分です(嘘です・・・実際は頭が真っ白になってしばらく動けません)。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

とても解りやすかったです。ありがとうございました。NY BOY