お小遣いが財政破綻している状態なのに、娘のパソコンが壊れてしまった。これはなんとかしないと、ということで超緊縮予算でパソ コンを自作しようと考えた。つまり、最低限、マザーボードとCPUとメモリさえそろえれば古いパソコンのそれらを交換すればよいと考えたのだ。
▲まず最初に購入したパーツ
Transcend PC用増設メモリ DDR2-800 2GB×2 | 6,830 |
Intel Boxed Core 2 Duo E8400 | 16,020 |
BUFFALO カードリーダー/ライター | 1,880 |
ASUSTek マザーボード ATX P5Q SE | 9,342 |
I-O DATA DVDスーパーマルチドライブ DVR-SH22L | 3,276 |
合 計 | 37,348円 |
▲マザーボード
なぜP5Q-SEなのかというと、Core 2 Duoが搭載できるマザーということで調べたところ、ASUSのP5QでOKというのがわかった。で、Amazonで購入することにしていたのでAmazonが取り扱っているP5Q ATXマザーを絞り込むとこれしかなかったというだけである。
▲CPU
▲Linuxのインストールに必須のDVD-RAMドライブ
▲4GBのメモリ
Transcendならまぁ間違いはないだろうということでチョイス。
▲CFを読み取るためにこれも購入
▲マザーボードの梱包の中身
いざ組み立てようと思ったら、古い電源ユニットには田口電源コネクタがないのがわかった。これはCPUへの電源供給に必須らしいので電源を購入することに・・・orz。リテールクーラーを使う予定だったがオーバークロックもしてみたかったのでついでにCPUクーラーも購入することに。リテールクーラーにはグリスがあらかじめついているらしいがサードパーティ製はシリコングリスを塗ってやる必要がある。ということでシリコングリスとヘラを合わせて注文。
エバーグリーン 500W 超静音12cmファン搭載電源 | 3,841 |
サイズ KABUTOクーラー SCKBT-1000 | 3,707 |
SANWA SUPPLY TK-P3 シリコングリス | 273 |
シリコングリス用ヘラ HR-055 | 305 |
合 計 | 8,126円 |
▲CPUクーラーと電源
▲ヘラとシリコングリス
▲これこれ、この田口コネクタが古い電源ユニットにはないのだ
▲CPUをセットする
ソケットには切り欠きがついているので方向を間違うことはまずない。
▲E8400の刻印が見える
▲CPUクーラー
▲ヘラでグリスを伸ばしているところ
CPUクーラーにグリスが添付されていたのでそちらを使った。新たに購入したヤツもいずれ使うことがあるだろうと思う・・・orz
▲グリスを均一にならしたところ
▲CPUクーラーの取り付け
取り付け足を「カチッ」というまでマザーボードに圧着するのだが、どうも不安な感じ。CPUとクーラーを密着させたくてグリグリしたいのだが、それもできない。本当にCPUとクーラーが密着しているのかよくわからないのだ。ここらはネジで締め上げる方が精神的によろしい。ここはとても苦労した。
▲電源の取り付け
▲マザーボードをシャーシーに取り付ける
▲いままでのマシンで使っていたSSDを取り付ける
いざ、グラフィックスボード(一昔前のRadeon9500Pro)を取り付けようとしたところ、PCIソケットが合わないのだ。うーむ、これはまいった。しょうがない、Linuxと相性のいいnVIDIAのグラフィックボードを購入することにした・・・orz。ついでにケースファンの電源コネクタがマザーボードのコネクタと合わなかったのでこれも追加購入。
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▲ケースファンの取り付け
▲メモリを取り付けた
▲グラフィックボードの箱
ファンレスでそこそこ早くて安いものを選択
▲大きなヒートシンクが着いていてファンレス
これが後に問題に。
▲グラフィックボードとテレビキャプチャボードをマザーボードへ取り付け
▲配線は完成だ
▲とりあえず完成
どきどきしながら電源投入。
▲無事起動してマザーボードのソフトウェアをインストール中
フリーのファンコントロールソフト「SpeedFan」でCPUやグラフィックスボードの温度を計測すると、CPUは33℃くらいでバッチリ冷却できているのだが、GPUが71℃と高温になっている。やはりヒートシンクだけでは冷却がよろしくないようだ。急遽ケースファンをグラフィックスボードのヒートシンクにネジで取り付けることにした。
▲最終的なファンのスピードと温度
この結果非常に静かでそこそこ早いPCに仕上がった。肝心のコストパフォーマンスだが、シャーシ以外は全部購入したことになって、結局総額52,925円かかってしまった・・・orz
と、いろいろオチのついたPC自作初体験だったが、動いたときにはなかなか感動モノであります。これまた病み付きになりそうで怖い。
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