2009年10月30日金曜日

Windows 7 アップグレード版のクリーンインストール

なにげにアマゾンでアップグレード版を買ってしまったのが悲劇の始まりだった。インストールにかなり苦労した。顛末をご参考までにご紹介する。クリーンインストールと書いているがクリーンっぽいということでご勘弁いただきたい。
ただし、この方法は、
Microsoft、Windows 7アップグレード版の“誤用”に警告
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/30/news027.html
ということで、本来アップグレード対象製品を持っていない人はやってはいけない、当たり前だが。というか、こういう仕様自体がまずいのではないだろうか?さらに言えば、これからWindows 7を買おうという方は、DSP版の方がインストールも簡単で早いし安いのでそちらを強くお勧めする。

     ▲発売記念優待パッケージ17,790円也

     ▲Fedora 11を起動しパーティションツールGpartedを起動

     ▲Windows 7 RCの入っていたパーティションを削除

     ▲XPのパーティションを"hidden"に設定
こうしておかないと、Windows 7のインストーラがXPのブートローダを勝手に書き換えてしまうのだ。(後にこの作業は結局ムダになるのだが)

     ▲Windows 7のインストールDVD
32bit版と64bit版が入っている。インストールするのはもちろん32bit版だ。

     ▲そっさくDVDから起動
あれ?アップグレード版はDVD起動のインストールってできないんじゃね?と思った方、すばらしいです。私はそれを知りませんでした。というか、予備知識ゼロかよ・・・orz

     ▲オプション画面で「次へ」をクリック

     ▲「今すぐインストール」をクリック

     ▲インストールを開始しているみたい

     ▲ライセンスには「同意する」にチェックを入れて「次へ」

     ▲なんの迷いもなく「新規インストール」をクリック
この時点ではアップグレード版なので、XPのインストールディスクを要求されるんだろうな、くらいに思っていたのだ。

     ▲インストールするパーティションを指定する画面
RC版のときも実はひっかかったのだが・・・

     ▲こんなメッセージが出てきて前へ進めない
「新しいシステム パーティション作成できなかったか、既存のパーティションが見つかりませんでした」というものだ。これは、私のシステム構成に問題があるのだろう。SATA128GBのSSDディスクとIDE64GBのSSDの2つがついていて、IDE64GBSSDの方にWindows 7をインストールしようとしているのだが、バカインストーラはうまく認識してくれないようだ。困ったのでとりあえずSATA SSDをはずしてインストールしてみることにする。つまり、さっきXPのパーティションをhiddenにしたのは結局無駄だったのだ。

     ▲今度はうまくいきそうだ

     ▲「Windowsのインストール中」と表示されている

     ▲ファイルがコピーされる

     ▲「再起動」を促す画面

     ▲ベータやRCで見慣れた起動画面だ

     ▲インストールが続く

     ▲また「再起動」だ

     ▲ビデオのパフォーマンスを確認しているらしい

     ▲ユーザー名とマシン名の入力

     ▲パスワードの設定

     ▲プロダクトキーの入力
問題はここで起こった。箱の内側に貼付してあるプロダクトキーを何度入力しても「プロダクトキーが無効です」と表示されて先へ進めない。ここでようやく「アップグレード版」であることが原因だろうということに気づいた。

     ▲説明書にはちゃんと書かれている
書かれてはいるがそんなことインストールの初期段階で言って欲しい。こんな最終段階で言われてもね・・・。ここで、Vistaには「Windows Vistaのアップグレード版をクリーンインストールする方法」があったことを思い出した。つまり、

1. VistaのDVDから起動してインストールを選びプロダクトキーを入力しない
2. すると30日お試し版Vistaになるため、ここでもう一度DVDからインストールして今度はキーを入力
ということである。さっそく試してみる。プロダクトキーを何も入力せずに「次へ」をクリックするとインストールが完了した。

     ▲Windows 7のインストールDVDの「setup.exe」をダブルクリックで起動

     ▲「今すぐインストール」をクリック

     ▲「一時ファイルのコピー」が始まる
まだ、先ほどとおなじ作業をするのかと思うとうんざりだが仕方がない。

     ▲「開始している」らしい

     ▲重要な更新プログラムの取得設定
とりあえず「インターネットから取得」を選択する。

     ▲どうやら進んでいる模様

     ▲ライセンスの同意画面

     ▲アップグレードか新規かを選択する画面
ここで「新規」を選ぶと、現在のパーティションが選択できないため仕方なく「アップグレード」を選択する。

     ▲「Windowsのアップグレード中」と表示されている

     ▲再起動する

     ▲アップグレード中

     ▲進むインストール

     ▲いよいよ終盤だ

     ▲ふたたび再起動

     ▲あの画面が出る

     ▲レジストリを設定しているらしい

    ▲最終段階
     ▲また再起動するらしい

     ▲ブートマネージャが出現

     ▲起動画面

     ▲まだごそごそとやっている

     ▲また再起動だ

     ▲起動画面

    ▲「初めて~」の画面

     ▲ビデオパフォーマンスの確認

     ▲プロダクトキーの入力画面
アップグレードなのでユーザー名やマシン名入力画面はスキップするらしい。ここでプロダクトキーを入力する。今度は受け付けてくれた。

    ▲Windows Updateの設定

     ▲タイムゾーンの設定

    ▲ここでは「ホームネットワーク」を選択
ドメインコントローラがある場合は「社内ネットワーク」を選択するのだろう。

     ▲どうやらDHCPサーバにアクセスしているらしい

     ▲ログイン画面

     ▲どうやらうまくいったみたい
Vistaのときみたいに「windows.old」フォルダは存在しない。

     ▲SATA SSDを接続してGRUBが起動した画面
私の環境ではブートローダにGRUBを使用している。こうやって起動するOSを選択している。

     ▲Core 2 Duo3GHz+Geforce9500の性能
パフォーマンスは4.9だ。イマイチだが全然ストレスはなく快適に動く。2度もインストール作業をするのはバカげているので頭のいい人はDSP版を購入するはずだ。

0 件のコメント: