これもバリと同様にモアイ新種で扱っていたものを別立てにしたものだ。ダブルバスレフの集大成とも言えるこの「トール」、当時新型だったFW208Nを使って設計されたものだ。このダブルバスレフの特性として気になるのが超低域は持ち上がりすぎ気味になっていてその効果が見えるのだが、中域から低域にかけて沈んでしまうのである。このトールについてはそのあたりの悪いクセが最小限に抑えられているようなのだが、他のダブルバスレフは総じてそんな傾向がある。特にDB-10の改良型として設計されたF-92などはその傾向が強い。ダブルバスレフはブーミーな低音でイヤだという意見を見かけるがそのあたりが影響しているのかもしれない。素直な低音が欲しければ、ダブルウーファの大容量バスレスキャビネットが無難かもしれない。
▲フロントビュー
▲リアビュー
▲中のようす
▲板取図
この板取はツィータ部は入っていない。別途21mmの板が必要になる。
▲ネットワーク
2009年10月18日日曜日
F-118 トールのモデリング
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